どーもです。ホオズキとビワでお届け致します。
※この記事はハンター×ハンターのキャラクター、ポックルに対する重大なネタバレ並びに批判的な内容を含みます。ポックルファンの方は要注意の上の閲覧をお願い致します。
ハンター×ハンターで一、二を争う不遇の男、ポックル・・・しかし管理人の彼への思いは複雑です・・・
・自分のポックル感
今やジャンプの歴史の中でも大長寿連載となったハンター×ハンター。
これだけ作品が長く続けば、中には許しがたいキャラクターと言うのが存在する人もおるやろう。
ワイにはおる!それがそう!
ポックル
何でや!!!ハンター世界でも1、2位を争う不遇なキャラクターやんけ!!!
死にざまそのものは確かにまあそうやろう。
でもそれとこれとは別問題や!!!
こいつさえ・・・こいつさえいなければ!!!
あるいはもっとしっかりしたキャラクターだったならばッ!!!
ポンズちゃんは・・・ポンズちゃんは死なずに済んだに違いないのや!!!
オマエ前もどっかにその外国のおっさんの動画URL貼ったやろ・・・どんだけ気に入っとるねん。
ワイの心境をこの上なく如実に表してくれとるからや!!!
考えてみろ!仮に自分の娘を!嫁がせた旦那が居たとする!!!
そんでその先でその娘が事故にあって亡くなったとする!!!
その時その旦那を責めない父親がおるやろうか!!?
そんなもんおったらそいつは鬼畜やろう!!!
両の拳で涙と鼻水を流しながら旦那をフルボッコにする所業を哀れみこそすれ!酷いなどと言うヤツがおるのやろうか!!?
おったらワイがボコ殴りにしたる!!!
ワイがポックルに感じる感情はすなわちそう言うことやねん!!!
ええ・・・。
ポックル好きなファンがおるのは理解する、するがッ!娘を失ったワイの心の慟哭もまた理解して頂きたい!!!
するかッ!!!
ポンズを勝手に娘認定とかすんなボケッ!!!
・七色弓箭《レインボウ》に関する考察
まずはハンター世界で念能力の話は避けられまい。
まずはポックルの念能力を振り返ってみようか。
ポックルの能力・・・七色弓箭《レインボウ》、ざっくりと言えばオーラを様々な特性を備えた弓と矢に変えて放つ能力。
矢には様々な種類があった模様で、作中で使用したのは2種類。
矢を燃やす「赤の矢」と矢の中で最速を誇る「橙の矢」だ。
ポックル自身の系統は作中での描写がないのでこっちで勝手に想像するしかないがワイの見たところ「変化系」やと思われる。
はぁ?矢だぞ?飛び道具だぞ?放出系だろ!
もちろん放出系も関連している可能性は高いが、ベースは変化系やろう。
弓や矢の形にオーラを変形させるのは変化系の形状変化と言うものやろうし、赤の矢はオーラが燃えていた。
オーラの性質を変化させるのはキルアも苦労したそれなりに高等な部分やからな。
なるほどね。
それに放出系中心で相手にダメージを与えるタイプの能力はゴンのジャジャン拳のパーや、フランクリンの俺の両手は機関銃《ダブルマシンガン》など・・・実用的なものはただのエネルギー球のようなシンプルな形状になる場合が多い。
ポックルがこれに該当するなら、矢(念弾)はパチンコ弾のような形状になると思われる。
おまけに橙の矢はアッサリとパイクに止められてしまった。
威力的にもイマイチだったようやな。
放出系能力ならばもっと止めきれない威力があるか、フランクリンのように広範囲拡散式だったりな。
まあそれはポックルの未熟さゆえってのもあったかもしれないが・・・。
さてこの七色弓箭・・・正直ポックルのアホさ加減ここに極まれりと感じる能力や。
その辺ちょっと突っ込んでこか。
・七色弓箭《レインボウ》の弱点1・弓矢と念の相性
まず前述のようにワイはポックルの先天的系統は変化系能力者やと思う。
異論はあると思うが、ウチのブログではそのように考える。
念の修業期間は恐らく同じ変化系能力者キルアとあまり変わらず、かつ素質と実戦経験ではキルアには大きく劣ったであろうと思われるポックル。
にも関わらず同じ蟻編の時点で変化系能力の性質変化までマスターしたのはそれなりに見事と言わざるを得ない。
放出系能力者が付加的に覚えた能力にしてはスペックが高すぎる。
確かにね・・・何のかんの言ってもプロハンター。素質は高かったんだろうね。
しかしや、弓矢と言う念能力を選んだ時点でもう彼の命運は尽きたと言ってもいいやろう。
念の六性図で隣り合う系統は相性が良いとビスケが言っていた。
むしろスペシャリストとして一つの念能力を極めるよりは隣接する系統もバランス良く鍛える方が良い念能力者になるんだよね。
しかし放出系は正反対とまでは言わないが、変化系にとって強化系を挟んだ向こう側にある系統や。
仮にワイの考察が外れとしてポックルが単純に放出系やったとしても、今度は変化系が同じ位置や。
弓矢ってのは念で再現するのには向かない能力と言わざるを得ない。
似たような能力でボウガンを具現化するヂートゥの能力があった。
しかしあっちは具現化系。放出系は逆さまの位置。
ヂートゥ自身よりも遅い矢と言う事でダメ能力としてモラウさんに指南されていた。
ただ最近登場した継承戦編の王子、ハルケンブルグも弓矢を使った能力だよね?
しかし彼は矢の部分を部下に大きく依存している。部下の命を矢に変えて放つ能力や。
彼自身の系統は放出系能力で、変化系能力の使用は弓矢の変形のみ。変化系能力の利用を最小限に抑えた弓矢の能力と言えるやろう。
加えて彼の守護霊獣は強化系、しかも相互協力型の霊獣で忠誠を誓った部下の念を束ねてチートクラスに高める性質を持っている。
正直ポックルと彼ではスライムとキラーマジンガ並みの差がある。
ポッと出のボンボンに負けるポックルェ・・・。
・七色弓箭《レインボウ》の弱点2・メモリの無駄遣い
ヒソカさんの最大の名セリフ・・・。
「君の敗因はメモリの無駄遣い」
これをポックルへの葬送の餞(はなむけ)としよう・・・。
何でやねん!
六性図の相性はともかく能力そのものはシンプルだろう!
ところが、この点に置いてもポックルはダメな選択をしていると言わざるを得ない。
それは彼が能力の性能よりも、能力の多様性を選択してしまった事や!
ああ・・・。
彼の能力名は「七色弓箭」や。七色って言うからには7つあるんやろ?
完成はしてなかったかもしれん。もはや知る由もない。
しかしその方向性(威力よりも多様性)を目指した能力やったはずや・・・。
確かに少なくとも赤と橙は全然違う能力だね。
彼は志半ばで散ってしまったので、もう想像でしかないが・・・
黄の矢・・・矢に痺れる性質を付加。変化系の矢。
緑の矢・・・矢に癒しの性質を付加。強化系の矢。
青の矢・・・矢に当たった人間を操作する。操作系の矢。
藍の矢・・・徹甲弾のように相手を貫通。具現化系の矢。
紫の矢・・・矢に当たった相手を毒殺する。変化系の矢。
・・・こんな感じを想定しとったんじゃなかろうか?
(注:これらの能力はあくまでも管理人の想像です)
なんか風来のシレン辺りのゲームでありそうだな。
野球を知らん方に対しては恐縮な例えになるが、いわば直球の威力よりもたくさんの変化球を覚える事を重視してしまった。
いや多いに越した事は・・・。
ところがどっこい、野球の世界でもこれはあまり良い方向のセレクトではない。
むしろ直球の威力の衰えたロートルの選ぶ道や。
要するに、これと言う勝負の出来る球がないから、数で誤魔化そうという選択なのや。
ルーキーなのにロートルのベテランのような選択なのである!
いやだからそれ野球の話だから!!!
・七色弓箭《レインボウ》の弱点3・わざわざ弓矢を・・・
そもそも根本的な問題として、なぜヤツは念で弓矢を再現しようとしたのか???
ここが愚かと言わざるを得ない。
いや、彼は元々熟練の狩人だと思われる!
弓矢は最も使い慣れた武器だろうし、その選択自体は自然じゃないか?
クラピカとイズナビの修行シーンのセリフを忘れたのか?
「実際の名刀を買った方が早い」
いやホンマその通りやろ?実際こいつハンター試験じゃ持ち込みの弓矢使っとったやん?
痺れ薬付きの実用的なヤツや。
それ使ったらええやんけ!!!
え、NGLは武器の持ち込み不可だったから・・・。
それをかいくぐるためだけに作った能力やと言うのか!!?
そんなん何とでもなるやんけ。NGLの内情は腐り切っていた。
賄賂でも支払って弓矢の持ち込みを認めてもらえばいい。
駆け出しのポックルにはそんな金なかったんだろ。
だったら現地調達したらええやんけ。
木や骨など、材料になるものはあの大自然や。いくらでもあるやろう。
てか木製、骨製とかなら自然物で持ち込み可やったん違うか?
彼はあくまで狩人だから、弓矢精製の技術はなかったのかも・・・。
だったら念などよりまずそっちのスキルを会得すべきやったんやないか?
それを怠ったって言うなら愚かと言わざるを得ない。
ハンター試験の時点でだって、仮に持ち込みの弓矢を失ったらどうするつもりやったねん!
・七色弓箭《レインボウ》の弱点4・頑固な男・ポックル
そもそも、カストロと同じように念の理解が追いついてなかったのでは?
彼はまだまだルーキーである。
みんながみんなクラピカやキルアみたいなキレ者と言うワケじゃあるまい。
それはあり得ない。
だってネフェルピトーに捕まった時彼には水見式や六性図の知識があった。
つまり、彼が変化系であれ放出系であれ・・・相性の悪さは承知の上であの能力をセレクトしたのや!
これが愚かでないならなんや!!?
本人の愛着が念能力に影響すると言うのもあったじゃねえか!
「合ってる」と思う事が大事だってビスケだって・・・。
その結果あのザマやで?ビスケも話の流れでああ言っただけで愛着による底上げなんて知れとるやろ。
そもそも「ダメな例」として紹介されたギドなんかどうなるねん?
どう見たってコマなんて武器として非効率。それでも彼がコマを選択したのは愛着ゆえやろう。ヤツは実際はコマを武器として選択。
しかしそれを実用化しようとすればハンター世界では複合的な念能力が必要でイマイチ性能だった。
そもそも強化系だったんだよな。ギドは。
・・・つまり弓矢は実物を使った方が良い!
念を取得する前は彼は実際そうしとった。
つまり彼が変化系と仮定して、矢が燃えたり痺れたりって変化系の部分を念に依存するのは百歩譲ってまあええやろう。
しかし、彼は弓の作成・・・更に重要な矢の作成までも念に依存してしまった!!!
手から離れたオーラが威力や強度を保つためにはどうしても放出系の適正が要る!!!
武器持ち込み不可なNGL任務のためってのが理由だったとして、弓の再現は念でやるとしても、矢はナンボでも現地調達可能やろう!!!
最悪矢じゃなくて石ころとか木の枝でも念能力ならば、放出系に不慣れな人間の作った矢よりはそこそこの威力になるハズなんや!!!
なるほどな。
彼は矢の再現よりも、弓を撃つ動きそのもの・・・。つまり強化系をもっと頑張るべきだった。
これなら彼が変化系だとしても放出系だとしても、隣接系統なので相性が良いはずだ。
放出系の念能力者レイザーなんかが良い例や。彼の球が重い質量や威力を保っていたのは放出系の実力のたまものだろうが、球を打ち出すのは単純なスパイクの動き、すなわち強化系。
また球を受け止めたり弾き返したりもしていた。強化系も相当の達人であった事は想像に難くない。
更に言えばポックル自身は元々弓の名手だったはず。この方がより強い念の使い手となった可能性は高かったと思われる。
つまり彼は射手としての自分より、念を使っての弓矢職人としての自分を追及してしまったんだね・・・。
それほど弓矢に愛着があったのだろうか・・・。
・夢追人ポックル
ハンター試験最終章のクラピカとの喧嘩を覚えている人も居るやろう。
彼は小物のくせに志は高いと言うか負けん気だけは強いと言うか・・・。
いや、実力もそれなりには高かったんだと思うぞ?
そうでなきゃハンターにはなれてないだろ・・・。
しかしハンターと言うピンからキリまでいる大きなくくりで言えば半人前以下な実力だったのは事実や。
そもそも、彼はなぜこんな実力で蟻討伐の作戦に参加していたんやろうな?
そりゃ幻獣ハンター志望だったからだろう。
「幻獣」と書けば聞こえは良いが、実際はキメラアントのような想像を絶する化け物だったと言う・・・。
そこや。しかしハンターの世界では「協専ハンター」と言う・・・ある意味ハンター世界の公務員のような・・・。
危険度は大きく下がる代わりに最低限の生活を保障されるような仕組みが存在する。
「幻獣ハンター」などと言葉で書いたら何かカッコいいかもしれんが・・・世の中そう甘いモンやない。
本当に自由に世の荒波を渡っていくには・・・相応の実力がなくてはならない。
そこらへんも、ワイは彼が愚かと感じる理由なワケ!
まあ、任務の危険度を見誤った感はあるよなぁ・・・。あくまで結果的にだが。
彼がハンターとして、それなりの社交力と言うか・・・空気を読む能力に長けていたならば・・・
こんな危険な任務はそもそも請け負っていなかったのではないか?と思うのである。
熟練のハンターのカイトだって一度はゴン達ルーキーには覚悟と危険性を問う場面があった。
ワイ的にはこんなやり取りがあったんと違うかと妄想する!
協専「どうだポックルくんウチのハンターギルドに入会を・・・やらないか?
dic.pixiv.netウチのギルドならば魔獣対策のノウハウも豊富!!!
ルーキーをとことん喜ばせてやるからな!!!
片手間でスマホをいじりながらでもホイホイ魔獣を狩れるぞ!!!
今入会すれば無料石50000ジェニー(架空貨幣で)相当がついてくるぜ!!!!
さぁ・・・次は入会だ・・・」
ポックル「お気持ちはありがたいが・・・俺は誰にも負けない幻獣ハンター志望なんだ!!!
自分がやりたい仕事は自分で選ぶぜ!!!
(cv:風間俊介)」
dic.pixiv.net協専「へぇー!はぁー!ふーん!あっそ・・・。
それは立派だ!まーがんばんなさいよ!
これも何かのご縁だ。せっかくだから、俺はお得な魔獣情報を君に譲るぜ!
dic.nicovideo.jpせいぜいがんばりなさい!!!(この誰もやりたがらないクソ魔獣情報掴ませたろ!くたばれや意識高い系クソ新人が!!!)」
・・・みたいなね?
どんだけ妄想を膨らませとんねや!!!
あ、こんな描写本編に一切ありませんからね!全てがここの管理人による病気です!!!
まあ、夢を追ったが故の結末や・・・ハッピーエンドとは限らん!
しかし、夢なら一人で追えや!!!まして己の実力も弁えんと!!!
昔の歌であったやろ!!!半端な夢のひとかけらが・・・
J●SR●Cさんを召喚しそうなネタはやめろ!!!
超特A級災厄やぞ!!!
・「箭」の字の雑学
どうでもええかもやけど、七色弓箭の「箭」ってこの漢字何やねん!??ってふと思ってちょっと調べた。
弓箭(キュウセン)と書いて弓矢と同義のようやね。
要するに「矢」と素直に書きたくない中二的表現と言うワケや!
中二言うな!!!
いや、冨樫先生こそゴッド・オブ・中二病!!!
さすがは冨樫先生そこにシビれる憧れるぅ!!!って褒め言葉のつもりやぞ?
どこがや!!!
ちなみにワイ何かこの字見覚えあんなァ・・・って思ったら、あった。
それはるろうに剣心の人誅編の敵キャラクター「乙和瓢湖」と言うキャラクター。
キミって記憶力悪い悪いと日頃から豪語する割に・・・いや実際悪いのだが・・・
しょうもない事だけは謎の記憶力を発揮するよね。
彼の技の中に梅花袖箭・・・袖「箭」と言うのがあった。
ここで見覚えがあったワケやね!!!
ちなみに袖箭(ちゅうせん)ってのが何なのかって言うと、腕輪みたいなものに矢を仕込んだ隠し武器・・・。
暗器と言うヤツね!!!もう中二病患者にはこの上なく脳の中枢神経を刺激する武器!!!
ポックル風に言えば「あっあっ」状態!!!
おい!!!
ちなみに袖箭使いは他にも居て、ダンガンロンパと言うゲーム&アニメのシリーズ・・・
天願和夫と言うキャラクターや。
謎カッコ良さを誇る爺さん!!!
どうでもええっちゅうねん!!!
・まとめ…ポックルへの複雑な思いを語る
以上、まあポックルファンには不快な内容を書き連ねてしまったかもしれん。
もちろん真に悪いのはポックルではない。ネフェルピトーや他のキメラアントである。
・・・まだまだ成長の余地のあったポックルがたまたま凶悪な任務にエンカウントしてしまった。
ライフコッドを出たらキラーマジンガ出ましたwww!!!状態。
確かに六性図は重要だ。
しかしネテロを初めとする念の相性とか超越した使い手も存在する。
彼の弓矢への愛着は本物だと思うので、磨けば苦手系統を補う素晴らしい能力に成長した可能性もある。
ポンズちゃんを巻き込んだのは許せんが、その志の高さはワイも真にハンターらしい男だったと思うよ?
願わくば、あの世でポンズと仲良くね・・・ってトコだな。
いやそれはだから認めんから!!!
おい!!!
綺麗にまとまりかけてただろうが!!!
・・・今回はここら辺で。
お読みいただきありがとうございました。
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