よく来たな。ＣＪとホオズキ、ノブナーガでお届けするずぇ。
※この記事はアニメ「ドラゴンクエスト・ダイの大冒険（２０２０年版）」のネタバレを含みます。また管理人は原作読者なので、極力そちらのバレは控えますがその視点になっていることを予めご了承ください。
ダイの大冒険アニメ第７３話！キルバーンの罠を何とか止めに入ったポップだったが、そのことで逆に窮地へ追いやられてしまう！残った力もわずかな彼らに起死回生なるか！？
・冒頭の雑談「特にテーマなし」
再開ッ！データへの不正アクセスのため長く休止だったダイ大アニメ遂に無事再開！長かったずぇ！
それに伴って出番少なかったもんなオマエ。
やかましい！まったく金輪際こんなことがないように、セキュリティを万全にしてもらいたいものだ！
それ以前にハッキングなんてやめろやって話やけどね。
フハハハハ～！陀威（ダイ）語り！儂に任せよ！
え～オマエそれ（カタカナ変換）とかあって使いにくいんだけど～！すっこんでろよ！
儂にも出番をください！！！
へ、へりくだった！なりふり構っとられへんのやな！
やれやれだ・・・さて冒頭は例によってダイの大冒険アニメ詳しくない＆興味のない方向けわんこの話題からだ！
まずはバウ美。最近すっかり寝てることが多くなったな・・・。
もう歳やもんね。
ぬう・・・ご老体はいたわれよ！
続いて管理人が持つ枝を狙うギャウ菜。
まさに獲物を狩る野獣の目よ！
そ、そうかぁ～？
ラスト、２人。ボールを背中に日の出～ってな。
結構ちゃんと「待て」してるやん！
ウム、何となくめでたい一枚ぞ！
・最後のあがき！
ダイとハドラーの決闘を汚すように発動した死神・キルバーンの「殺しの罠（キル・トラップ）」！絶体絶命のダイだったが、キルバーンの罠を見抜きとっさに助けに入ったポップによって、即死は免れた。
しかし、キルバーンの罠は周到だった。殺しの罠「ダイヤ９（ナイン）」は魔法力以外の全ての攻撃を弾く性質がある。ポップが罠を止める役になったことで、逆に罠を破壊出来る者はいなくなってしまう！
ダイ～！ポップ～！！！
フハハハハ！死神とやら、中々にあっぱれ！罠を張る者はこうでなければならぬ！
罠の主である死神が場を離れることで、わずかな望みも断った！何重にも巡らされた策、実に見事と言う他はない！
敵を褒めとる場合か！！！
中で罠を抑えるポップの体力、魔法力にも限界が迫っていた。ダイもハドラーとの戦いで身動きが取れず、まさに絶望と言う他はなかった。そうポップが感じ始めるや、檄を飛ばす者が居た！
ハドラーである！！！
ハドラー！そうや！彼もまた命懸けの決闘を汚された張本人！こんな形での決着、死んでも死に切れんのや！
ううむ・・・敵に塩を・・・いや魂の言葉を送るか・・・こやつもまさに、真の武将！！！
ハドラーの一言は、まるでアバン先生の一言であるかのようにポップを奮い立たせる！そして、ポップは唯一の突破口をひらめく！
・炎に消えるポップ
・・・それはメドローアであった！すべてを消し去るメドローアならば魔界の炎だろうが関係ない！炎が収束する一点を一瞬でも吹き飛ばすことで、その隙にダイのルーラで脱出すると言う策だ！
その手があったか！
ポップはダイに捕まって脱出する。一瞬ハドラーに気をやるポップだったが、俺のことなど気にするな！と言うハドラー！
ハドラー・・・死闘を経て味方みたいになれたのに・・・。
ええい！今は戦場、それも敵陣、それも敵の罠の中だぞ！情けは無用！！！
・・・まさに、その情けは後に最悪の結果を生むが、今はとにかく、メドローアを作ろうとするポップ！しかし、炎の勢いが強過ぎてメドローアが作れない！
今炎を抑えているヒャドの力を弱めると一瞬に焼き尽くされそうな勢いだ！
せめてダイが動けたらなァ・・・。
ええい！ここは戦場！たらればは禁句！！！
しかし、ポップの代わりに炎を抑え込む者が居た！ハドラーである！もはやあとは屍となるだけと言う程に損傷していたハドラーだったが、最期の力を振り絞り、ダイ達の助けとなる！
は、ハドラー！！！
誠にあっぱれ！さすがは元・魔王と呼ばれし男！儂が舞いを授けようぞ！あ、それ、人間ぐぉ十年～！下天のうちうぉ～、比ぶれヴぁ～・・・
（無視）チャンスはこの一瞬しかない！ポップはメドローアを練り上げ、放つ！ダイもルーラを詠唱する！その瞬間崩れ去るハドラー・・・ポップの視界は、その姿を捉えていた。
そして、マァム達のところに脱出して来たダイ！しかし、そのそばにポップの姿はない！！！
ぽ、ポップ～～～ッ！！！
おのれ～！失敗しおったか！！？
ポップは炎の中に居た、彼は脱出に失敗していた。そしてキルバーンの罠は再び機能を取り戻す、炎からポップを庇いながら、なぜ逃げなかったと問うハドラー！
その通りだ！敵を助けてどうする！！！
甘いで！でも、この甘さがまたポップと言う男なのや！
そう、自分たちを命懸けで庇い崩れ去るハドラーを、ポップは見殺しに出来なかった。頭の中でハドラーはどうせ助からない、そう理解はしていても、見殺しにして行くのに一瞬の躊躇があった。
その迷いが、ポップに最悪の選択を選ばせてしまった！
な、なんと言うことや・・・。
ならん～！戦場で～！戦場～～～ッ！！！
ポップの心に、ハドラーも涙した。神にさえ祈った、しかし、再び勢いを取り戻した魔界の炎が２人を包む！もはやどうしようもないその炎を、ダイは、マァム達はただ見つめるしか出来なかった！
ポップ～～～ッ！！！
もはやポップは助からない。キルバーンもまた大魔王の前でほくそ笑む。ダイを仕留めそこなったが彼はポップの方を危険視していた。ムードメーカーでもあり、ダイ以上の成長度を見せたポップ。
彼を欠いたパーティーなど、残りの死神の罠が造作もなく片付けるであろう、と。
このダイヤ９みたいのがまだゴロゴロあると言うのか・・・。
・光と共に現れた「勇者」
そんな時、一筋の光を纏った５つの羽根が、空を切る！そしてキルバーンの罠の周りに突き刺さった！そして羽根は閃光を放ち、光の魔法陣を生み出す！
すると、キルバーンの罠はたちまちにかき消された！
お・・・おお・・・。
ぬう・・・なにヤツ！！？
そこには、あるはずのない姿があった。その特徴的な髪型、トレードマークの眼鏡・・・。そう、ポップの窮地を救ったのは、勇者、アバン！！！
せ、先生～～～ッ！！？
な、なんと・・・。
そう、かつての魔王であったハドラーと死闘を繰り広げ、「勇者」の名を冠し、ダイとポップ、マァム、ヒュンケルの師。そして魔軍司令となったハドラーとの戦いでメガンテで命を落としたはずの、アバンであった。
彼はポップの前に歩み寄り、そしてハドラーに手を差し伸べる。まさかかつての宿敵であったハドラーがポップを救うような真似をするなんて。そのことに礼を述べに・・・。
あ、あまりのことに皆、固まってるで！
な、なぜ彼の者は生きておるのだ！？
しかし、そんなアバンに対して拳を握り、「地獄の爪」を放つハドラー！・・・だったがその相手は、アバンの背後に迫っていたキルバーンへだった。
罠を破られ、直接ダイ達へのトドメを刺しに動いていたのである。ハドラーだけがその気配に気づいていた！
そりゃ、こんな予想外のことや。ダイ達はアタマ回ってないで！
ウム・・・だが敵はそんな都合など知ったことではない。そこを見抜いた羽土羅亜（ハドラー）、死を前にして真にあっぱれ！
そして、正真正銘それが最後の一撃であったハドラーは崩れ去る。冷徹さを忘れるな、そしてアバンの力こそがこれからのダイ達を導くと。
かつての宿敵であったアバンに看取られながら、ハドラーは灰となり、その生涯を終えた。
ハドラ～～～ッ！！！
オ～イオイオイ（号泣）！
こうしてアバンの力によって窮地を脱した一行。そして散った宿敵・ハドラー。しかし、なぜ死んだはずのアバンがここにいるのか？彼は本当にあのアバンなのか！？
・・・謎を残して、以下次回だずぇ！
・キャスト全般感想
今回は特に新しいキャストはなしだずぇ！あと少しキャストを整理したずぇ！
※発表済みキャスト
ダイ…種﨑敦美さん
ポップ…豊永利行さん
マァム…小松未可子さん
レオナ姫…早見沙織さん
アバン…櫻井孝宏さん
ヒュンケル…梶裕貴さん
ハドラー…関智一さん
クロコダイン…前野智昭さん
バラン…速水奨さん
ミストバーン…子安武人さん
ザボエラ…岩田光央さん
キルバーン＆ピロロ…吉野裕行さん
ヒム…三木眞一郎さん
チウ…堀江瞬さん
メルル…小原好美さん
フローラ…高橋李依さん
大魔王バーン…土師孝也さん
・今回の呪文、必殺技、アイテム
この項目はその話に出て来た呪文、必殺技、アイテムをアレコレ語るコーナーだずぇ。
ヒャダルコ
氷系の中位呪文だ。ポップが使用。キルバーンの罠を押し留め続けた！
ヒャダルコで必殺の罠を止めてまうポップも凄いんやけどな。
だが、片手では炎の勢いを抑えられなんだ。極大呪文が両手を使うように、魔法の出力と「両手」と言うことは重要なようだな。
メドローア
極大消滅呪文！メラ系とヒャド系を同じ力で合成するエネルギーで万物を消滅させる！ポップ最大の切り札だ！
ハドラーが炎を抑えてくれたおかげで、遂にメドローアを練ることが出来たのや！
フハハハハ！これならば相手が死神の罠でも関係ない！すべてを滅せよ！
ルーラ
移動呪文だ。メドローアで空いた穴からの脱出にダイが使用した。しかし、ポップはそれにしがみつく算段だったのに、消えゆくハドラーに気を取られて脱出し損なってしまう。
感動シーンに水を差すようでアレなんやけど、ルーラって別にしっかりつかまらんでも接触さえしてたら移動出来るやろ？最初っからダイがポップのどっかつかんでたら済んだ話やったんと違う？
馬鹿者！陀威（ダイ）は戦いで消耗しその場で呪文を唱えるだけで精一杯だったであろう！だからこそ歩府（ポップ）は己の方から捕まると申し出たのだし、陀威（ダイ）もそのつもりであったろうからな。
謎の魔法陣
突如現れたアバン先生（？）が見せた不思議な力。羽根を投げつけそこが魔法陣になり、キルバーンの罠をかき消した！
これは・・・まるで破邪呪文！？
今回は登場だけで詳細は語られてないため、以降の解説待ちだずぇ。
・好きなセリフ
アニメだとカットが多いため、原作準拠で書いてますずぇ。アニメのセリフとは一部異なるけどよろしくだずぇ！
……オレが生命を賭けてまで倒そうとしたアバンの使徒！
それは不屈の魂を持った希望の戦士だっ！
最後の最後まで絶望しない強い心こそがアバンの使徒の最大の武器ではなかったのかっ！！
（ハドラー）
絶望的な状況にダイとポップが諦めそうになるなか、最後まで諦めなかったのは他でもない、敵であるハドラーだった！
まるでアバン先生みたいにな。
フハハハハ！死闘を繰り広げた相手なればこそ、相手のことがよく分かるのじゃ！
…我が生命を賭けた勝負…死神の姑息な罠如きに汚されてたまるものかっ！！
オレと…オレの仲間たちの戦いも…勝者がいなくなってしまったら語りつぐ者さえ なくなる…！！！
…急げポップ！！ 骸が動いたのだ！！もうけものと思えっ！！！
（ハドラー）
メドローアで突破口を生み出す策を思いつくも、キルバーンの罠の炎の勢いにメドローアが練れないポップ・・・。するとその炎を抑えてくれたのは・・・ハドラーだった！
あァン！アツゥ～～～い！炎はダメッ！！！
（無視）ハドラー！まさかオマエが体を張ってまでポップ達を助けるやなんて！
自分の誇りを賭けて…！仲間たちと力を合わせて！努力して！
正々堂々とおれたちと戦うために 必死に…必死に頑張りぬいてよ…！！！
おれたちとどこが違う…！！？同じじゃねぇか！！
（ポップ）
無事メドローアで突破口を開き、ルーラで脱出するダイ。しかし、ポップは一瞬ハドラーに見とれてしまい、その唯一のチャンスを逃してしまう。
なぜハドラーに見とれてしまったのか、その理由をポップはこう語る。
皮肉なことやな。ポップの人間らしい感情ゆえに・・・。
オ～イオイオイ（号泣）！
……神よっ！！人間の神よっ！！！魔族のオレが…はじめて 祈る…！！！
もし 本当に…おまえに人命を司る力があるのなら こいつをっ…！！
この素晴らしい男だけは生かしてくれっ！！！
オレのような悪魔のためにこいつを死なせないでくれっ！！！
…神よッ！！！！
（ハドラー）
ポップの心に、ハドラーは涙を流し、祈る！ポップを助けてくれと。
オ～イオイオイ（号泣）！
鬼の目にも涙・・・っちゅうやつやで。
…素晴らしかったぞ おまえの残した弟子たちは…！オレの生き方すら変えてしまうほどにな…！！
…おまえの力で…ダイたちを勝利へ導いてやってくれ…！
それがオレへの唯一の礼だと思え！！
（ハドラー）
ポップの危機を救ったのは・・・死んだはずの師、アバンであった！再会するや、ポップを救ってくれた礼を述べるアバン。そのアバンにハドラーは爪を向ける！
・・・そして、背後に迫っていたキルバーンに一撃を食らわせた！最期の力で・・・。
アバン先生への最期の言葉やな・・・。
ウム、羽土羅亜（ハドラー）は最期、亜晩（アバン）に冷徹になれと言い残し、消えた・・・この先は大魔王と、魔王軍の冷徹な武将のみ！
今は甘えを捨てよ！敵に訓示を残し、逝く・・・まこと武人の誉！元とは言え、さすがは魔王であった！最期の最期まで、あっぱれな男であった！
……ポップよ…おまえたち人間の神というのも…中々粋なやつのようだぞ…
…オレの…生命とひきかえに……オレがかつて奪った大切な者を…おまえたちに返してくれた……
そのうえ………オレの死に場所を…この男の腕の中にしてくれるとは…な…！
（ハドラー）
ハドラー最期のセリフとモノローグ・・・それは最期共に死線をくぐったポップに対してだった。
ポップとハドラーは、実はダイと変わらんくらい浅からぬ因縁があるからな。バルジ島の氷魔塔でのバトル、バラン戦の後ザボエラの奸計で皆が眠った時、ポップだけが抵抗していた。
ああ、クロコダインのおっさんとも独自の友情があるし、キルバーンやシグマにも認められてる。結構ポップもモテるんやで！
敵にモテてもちっとも嬉しくないぞ！
・結び
以上！このブログの大魔王と言っても過言ではない俺っち様と、ゆかいなしもべ共がお届けするダイ大感想でした～！
ま、まさかここでの助っ人が先生とはな・・・しかし・・・
儂は納得がいか～ん！なぜ彼は生きておる！？
まぁそうせっかちなことを言いなさるな。これから明らかになるずぇ。実は今回ハドラーの最期の回ってことでアイキャッチ迷ったんだが、やはりインパクトを取ってアバン先生にしたずぇ。
そりゃあ驚きってものや。
・・・今回はここら辺で。
お読みいただきありがとうございました。
※過去のダイの大冒険記事
ドラゴンクエスト～ダイの大冒険～２０２０アニメ第７２話「最後の一太刀」感想
ドラゴンクエスト～ダイの大冒険～２０２０アニメ第７１話「真竜の闘い」感想
ドラゴンクエスト～ダイの大冒険～２０２０アニメ第７０話「勝利か消滅か」感想
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