※この記事はアニメ「ドラゴンクエスト・ダイの大冒険(2020年版)」のネタバレを含みます。また管理人は原作読者なので、極力そちらのバレは控えますがその視点になっていることを予めご了承ください。
ダイの大冒険アニメ第78話!ロン・ベルクの捨て身の一撃「星皇十字剣」によって、ザボエラの切り札超魔ゾンビは破られた!命からがら逃げ延びるザボエラの前に、かつての「仲間」が立ち塞がる!
・冒頭のわんこ「テーマなし」
も~このシリーズは火曜とかがデフォなのか!?そうなのか!?
ま~ぶっちゃけけっこ~無理してたからね。ただでさえ管理人のダイ大視聴環境は1日遅れの日曜朝とかやし、普段夜中にある程度のんびり書ける記事が、朝と夕方でほぼ仕上げなあかんかったし。
でもproやめたし急ぐこともないだろウト?
ちくしょ~!ともあれ冒頭はわんこからだ!
まずはギャウ菜だ。
なんでドアップなノヨ!
いや何となく変化をな。「自撮り」で撮ったやつだずぇ!
続いてバウ美だ。最近体調が良くない。
そら心配やな・・・。もう歳やし。
ここへ来て急に体力がなぁ・・・。落ち着くと良いんだけど。
ラストはツーショットだ。海の近く。
2人とも海が好きだカラ、速く泳げるようになればよいワネ!
・ザボエラの最期
超魔ゾンビはロン・ベルクが両腕と引き換えにした奥義「星皇十字剣」によって倒された!
くぅっ!カッコいいねぇ!
さすがはロン・ベルクサン!奥義もダンディネ!
そ、そうかなぁ?
しかし、それでもなおザボエラは生きていた。深手を負いながらも超魔ゾンビから脱出していたのである。
ザボエラ・・・ゴキブリ並みのしぶとさやで・・・。
しかし、その動きを察知していた者がいた。獣王クロコダインである!
おっさ~ん!さすがはクロコダイン!!!
そ、そうかシラ?単に死にかけのを見つけただけじゃナイ。
まだ策を残しているかも?とクロコダインを惑わすザボエラだったが、その意図をクロコダインは見抜いていた。彼が他に何か残しているなら、もっと遠くに逃げ延びているはずである。
ルーラで逃げる魔法力さえも、今のザボエラには残されていない!クロコダインはそう推理していた!
さすがはおっさん!コナンも真っ青の推理やで!
い・・・いやちょっと考えたらわかると言ウカ。と言うか魔法力が尽きているなんて長期戦になればどっちにしても勝負は見えていたのデハ?
いや恐らく超魔ゾンビの起動に魔法力の大半を消費するのだろうずぇ。あれだけ大掛かりな仕掛けなのだからな。しかし起動してさえしまえば、後のことは考える必要は本来なかったからな。
自分の魔法力が尽きてしまう程、超魔ゾンビの起動に魔法力を消耗してしまうからこそ、アレほどギリギリまで超魔ゾンビを使うのを渋ったのかもわからんね。
ともあれ、クロコダインにはそれを見抜かれている。彼に残された最後の作戦・・・それは命乞いだった!
ざ、ザボエラ・・・もうこうなってしまったら少し哀れやけど、さすがにそれはどうかと思うで!
ここでザボエラを逃がしていいはずがありまセン。これまでの因縁や人情的な意味だけではナク、彼が今後魔王軍に協力しないなんて信じられるわけなイシ、仮に逃がしてしまえば超魔ゾンビを量産されて脅威になりマス!
彼の命乞い・・・それも当然心からのものではなく、ただの時間稼ぎだった。
彼にはまだ正真正銘最後の切り札が残っている。かつてハドラーと組んでダイ達を眠らせて暗殺しようとした時、ポップにも使用した「毒」だ!
体内で様々な猛毒を生成できるんだったワネ!恐ろしい能力ダワ!
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・なニヨ!?
※ドクウツギは体内で毒を生成できます。
な、なんでも?ともあれ一旦は武器を捨て、まるでザボエラを許すかのような態度を取ったクロコダイン。それを見てザボエラもすかさず毒の一撃でクロコダインを攻撃する!
しかし・・・それすらもクロコダインは見抜いていた。斧を捨てつつも、柄の部分はザボエラの頭上に持ち上げられていて、ザボエラが攻勢を見せるやいなや、ギロチンのようにそれをザボエラの腕に落とす!
当然ネ!いくらお人好しのクロコダインだって許せるはずが無イワ!
それだけやのぅて、クロコダイン本人がまさしくザボエラにかつていいように利用された「因縁」を持つ相手だったこともあるのや。
身動き取れなくなったザボエラに、クロコダインは獣王会心撃でトドメを刺す。ザボエラは跡形もなく焼け崩れた・・・。
ざ、ザボエラァ~~~ッ!?なんかここ無駄に原作よりグロいんやけど。焼けるのは同じやけど溶けてなくなりはせんかったで!?
ある意味アニメならでハネ。でもなんでこんなヤツのことで泣いてるノヨ。
何度も他人を踏み台にしタリ、人質作戦に寝込みの暗殺、果ては息子を実験のモルモットにするような作中でも屈指の外道中の外道ヨ!
・・・・・確かにな。でもワイ、コイツって何か憎み切れんと言うか・・・最後クロコダインに行った「命乞い」・・・基本的には毒生成のための作戦やったけど、ザボエラの本音も混じってたように思えてならない。
「六団長の中で自分だけが圧倒的に非力、ゆえに他を利用するしかなかった」ってのだな。それをクロコダインも思ったからこそ、彼も複雑な表情を見せたのかもしれんずぇ。
・蘇った不屈の「執念」!
一方、魔宮では雑魚モンスターを足止めするヒュンケルの姿があった!
キャ~~~ッ!ヒュンケルゥ~~~ッ!!!
ザコ言うたかてアンクルホーンにじごくのもんばん、ほのおのせんし、おにこんぼう、ライオネックと言った粒ぞろいのモンスターやで!1人でチウくらい倒せそうな精鋭たちや!
しかし、そのヒュンケルの前に恐ろしき「雑兵」が地獄より舞い戻る!それは以前ヒュンケル自身がトドメを刺したハズのハドラー親衛騎団!兵士「ヒム」だった!
ま、まさか!?確かにヒュンケルとの再会後はハドラー親衛騎団の中で一人だけ妙にあっけない退場やったけども・・・。
ひ、ヒムですッテ!?あなたは確かにヒュンケルの「虎空閃」を受け絶命したハズ・・・いやそれ以前に、ハドラーが死んだ今なぜ生きていルノ!?
禁呪法で生まれた魔物はハドラーの魔力なしでは生きていられないハズ!?
それはヒム自身にも分からなかった。彼は確かにヒュンケルに貫かれ、絶命したはずだった。彼自身それを感じていたのだった!
しかし、沈む意識の先で彼は仲間の声を、ハドラーの声を聞いた!それは皆の最期の雄たけび!そして彼は死んでも死にきれないと願った!
すると復活したってか!?そんなんアリ!?
現状奇跡としか言いようがないワネ。ヒュンケル自身も言う通り。
しかし現れたヒムに、魔界の魔物達はハドラーに対しても侮辱の言葉を浴びせ更に拳の一撃を浴びせる!もちろんヒムは無傷だが・・・ヒムに驚くべき変化が!?
なんと彼の兵士の兜のような部分が砕けそこから現れたのは・・・まるでハドラーのような銀髪だった!
な、なんと!確かにハドラーは以前自分に一番似てるのはヒムだと言ってたが・・・。
まさかハドラーが乗り移ったとデモ!?
ハドラーを侮辱した魔界の魔物を許して置けるはずがなく、瞬く間に一掃したのはヒュンケルではなくヒムだった!そして驚くべきは彼がその時に見せた力・・・それは「闘気」である!
と、闘気!ただの人形には決して扱えない力!
そう、まさにそれは彼が一個の生命体として生まれ変わった証明だった!同時に脅威の敵の誕生である!そして新生・ヒムが今まさにヒュンケルへ襲い掛かる!
ヒュ、ヒュンケルゥ~~~ッ!!?
・「闘志」vs「闘志」!
一方、地上部隊は超魔ゾンビ達との戦闘の事後処理を行われていた。こちらは完全勝利と言う感じである!そんな中、ダイ達への救援部隊が組まれようとしていた!
朗報や!原作では無かったシーンで、チウが皆に回復アイテムを集め回るシーンがあって、遊撃隊メンバーもそれで回復するねんけど、その中にちゃっかり「おにこぞうA・B」の姿があった!
ワイじゃなきゃ見逃しちゃうね!
それは違う漫画のセリフ!
アニメではシーンとしてはカットされたが「アニメ史」としては実は見えないところでチウとおにこぞう達のやり取りもあったんだよ、と言う補完だな。
ザボエラに殺されたのは別の個体だったんだろう。
あと、これもアニメだけのシーンとして「ガルーダ」の出番があった!
ガルーダ・・・ってクロコダインのあの鳥?
せや!原作やと作者が忘れとったんか、コイツ途中から存在がうやむやになっとったからね。何気にダイ軍にとって物凄い貢献度のあるキャラやから、ちょっとした出番やけど嬉しかったなワイ!
確かにクロコダインを始め移動手段として活躍しタシ、古くはヒュンケルが敵だった頃ダイ達を助けたりもしたもノネ。目立たないけど居ないと詰んでたキャラかもしれないワネ。
原作だと特に言及もなくクロコダインも遊撃隊メンバーがクロコダインも運んでたが、彼(ガルーダ)もこの戦いで消耗したためクロコダインを運べなかった・・・と言うアニメの補完だな。
更に更に、アニメやと原作やといつの間にか居なくなってたパピィ(パピラス)、ドナドナ(ドラキー)、バタコ(ハンターフライ)との別れのシーンが追加されてたで!
な、なんかパピィ達が健気でもらい泣きしちゃッタ。わたし・・・。
クロコダインがチウの器の大きさに感服するシーンなんだが、原作だとこのやり取りは例の「おにこぞう」相手だったからな。おにこぞう関連のシーンがカットされた分の補完と言う感じだ。
あ、ちなみにこれもアニメ版やと特に言及がないから、希少な獣王遊撃隊活躍の機会やし獣王遊撃隊メンバーについても触れておくで!
隊長:チウ
(隊員:以下略)1号:パピィ(バピラス)
2号:ゴメちゃん(ゴールデンメタルスライム)
3号:マリべぇ(マリンスライム)
4号:アリババ(おおアリクイ)
5号:ドルやす(ドロル)
6号:ラミタ(アルミラージ)
7号:ドナドナ(ドラキー)
8号:クマチャ(グリズリー)
9号:バタコ(ハンターフライ)
10号:だいご(だいおうガマ)
11号:ビーストくん(拳聖ブロキーナ)
見習い:おにこぞうA、B(あだ名は不明)
マリべぇは魔宮の門を発見してフェンブレン戦でもパピィと共に活躍したワネ。クマチャは大魔王に敗れたポップとマァムを発見し、クロコダインの斧を運んだりもしたワネ。
これ確かゴメちゃん、パピィ、マリべぇ、ビーストくん以外は読者公募で決められた名前やったはず(※管理人のうろ覚え、未確定)。個人的にはドルやすがウマいネーミングやと思う!
「ドル安」とかかってるのかしラネ。
さて、チウの厳選なる選別(?)の結果、助っ人にはチウとクロコダイン、ブロキーナが選ばれることになった!
選ばれなかったエイミのギャグ顔もしっかりアニメ化されてたワネ!美人が台無し!ざマァ!エイミざマァ!!!
・・・・・・(呆れ)
でも、アニメやと全体的にカットされてるけどダイの大冒険ってのは本来こう言うギャグ顔も多い漫画なのや。
例えばレオナ姫とダイが初めて会った時の「やだ~こんなちっちゃいの~」みたいに言うシーンなんかも、レオナの美人が崩れてるしな。良かったら原作にも触れてみて欲しいで!
その辺は作画の人の方針次第なのかもな?
そして再び場面はヒムvsヒュンケルへ!しかし、さっそくヒムの強烈な拳の一撃を腹にもらってしまい、一撃で瀕死になってしまうヒュンケル!
鎧の魔槍の欠点やな!露出部分が多くて防御性能には疑問を感じるで!
ヒュンケルゥ~ッ!でも鎧の魔槍じゃないとヒュンケルのイケメンが見えなイシ!!!
遠のく意識の中、思い出すのはアバンとの修業の日々・・・。かつてアレほど憎みながら、傷ついたヒュンケルを立ち上がらせるのはいつも師の言葉だった!
・・・そしてまた、「闘志」の男は瀕死ながらも立ち上がる!次回!ヒムとのバトルセカンド!いやサードステージだずぇ!!!
・キャスト全般感想
今回は特に新しいキャストはなしだずぇ!あと少しキャストを整理したずぇ!
※発表済みキャスト
ダイ…種﨑敦美さん
ポップ…豊永利行さん
マァム…小松未可子さん
レオナ姫…早見沙織さん
アバン…櫻井孝宏さん
ヒュンケル…梶裕貴さん
ハドラー…関智一さん
クロコダイン…前野智昭さん
バラン…速水奨さん
ザボエラ…岩田光央さん
ヒム…三木眞一郎さん
チウ…堀江瞬さん
メルル…小原好美さん
フローラ…高橋李依さん
ノヴァ…岡本信彦さん
ロン・ベルク…東地宏樹さん
・今回の呪文、必殺技、アイテム
この項目はその話に出て来た呪文、必殺技、アイテムをアレコレ語るコーナーだずぇ。
ザボエラの「体内毒」
ザボエラが体内に持っている数百種もの毒素だ。その調合次第で効果は様々なようで、かつてはポップに即死級の猛毒を打ち込んだ!
幸い、ポップ自身がバランの血の力で抵抗力が高まってて、直後にマトリフ師匠が間に合ったおかげで治療できたけどな。
とは言えマトリフ師匠のキアリーでもすぐに解毒できない程の猛毒でシタ。
メルルに放たれた「毒牙の鎖」にも猛毒が塗られていた。これも恐らく彼が調合した猛毒だろう。
ポップがあらかた致命傷を治療し終わってなお、エイミがまだ「メルルの治療をやめるわけにはいかない」と言う程に彼女の肉体を蝕んでおり、彼の毒の威力の高さがうかがえる。
まぁドラクエ本家やとそこまで厄介なステータスやないけどね。毒って。体力の低い序盤はそこそこ厄介やけど、中盤以降は即死級ではなくただ「鬱陶しいなぁ・・・」って感じで。
今回ザボエラが調合した毒はクロコダインの意識を奪い意のままにする・・・と言う毒だ。ドラクエ本家で言うなら毒は毒でも幻惑(マヌーサ)や混乱(メダパニ)に近い効果があったと思われるずぇ。
決まってれば恐ろしかったが、結局クロコダインにその毒の爪が届くことはなかった・・・。
・好きなセリフ
アニメだとカットが多いため、原作準拠で書いてますずぇ。アニメのセリフとは一部異なるけどよろしくだずぇ!
……でも…怖かったんじゃよワシは!他の六大団長に比べワシだけがあまりにも非力!
こうして策を弄する事以外にワシが生き抜いていく道などなかったんじゃっ…!!!
(ザボエラ)
ザボエラの命乞い(時間稼ぎ)のセリフの一部だな。
これね・・・毒の生成のための時間稼ぎやねんけど・・・ワイはザボエラの本音が混ざってるように思う!
確カニ、彼は非力で前線で戦えるタイプとは言えなかったワネ。それにしたッテ、こうまで他人を踏みにじって良いと言うことにはならないワヨ!
それはワイもそう思う・・・。ただなんと言うか「弱っちいヤツ」の本音と言う意味で、妙に共感を覚えるセリフなのや。人間臭いっちゅうかな?ザボエラ人間やないけど。
ワシの誇るべき友人 獣王クロコダインはたとえ敵のままであったとしても
己を高める事に生命を賭ける尊敬すべき敵であったろうと…ワシは思うよ…!
(バダック)
ザボエラにトドメを刺したクロコダインだったが・・・その姿に彼も複雑な感情を見せる。彼もまたダイ達の敵だった。早くにダイと戦って敗れなければどう歪んでいたか分からない・・・と。
あのハドラーも死に際には改心したもノネ。当たる順番が早ければ違う展開もあったかモネ。
そんな彼にこのバダックさんのセリフが名台詞やなぁ・・・。バダックさんとクロコダインはバルジ島以来の付き合いで、何気に信頼関係が厚いよな!
”このまま死にたくねえッ!!!たとえオレが最後の一人になっても生きて…生きのびて…!!
ハドラー様と仲間の意地を見せてやらなけりゃならねぇ!!
貴様らにっ…せめて一矢でも報いてやらなきゃあっっ…!!!”
死んでもっ…!!死にきれねええっ…!!!!
(ヒム)
ヒム、執念のセリフだ!
まだヒム生還については全てが明らかではないけど、ホンマに「死に損ない」っちゅうのはこのことや!
大人しく死んでなさイヨ!ヒュンケルを傷つけなイデ~ッ!!!
…負ける時は力のすべてを出し尽くして思いっきり負けなさい
そうしないと絶対に今より強い自分にはなれませんよ!!
(アバン)
瀕死のヒュンケルが回想する、アバンのセリフだ。彼はかつてアバンを仇と憎みながらも、その教えを誰よりも深く理解し、吸収していた。
アレや!誘拐犯と人質が仲良くなるっちゅう!
ストックホルム症候群ってやツネ・・・ってアバン先生を誘拐犯と一緒にしてんじゃないワヨッ!!!
・結び
以上!このブログの大魔王と言っても過言ではない俺っち様と、ゆかいなしもべ共がお届けするダイ大感想でした~!
ヒュンケルゥ~ッ!ヒュンケルゥ~~~ッ!
あ~うるさ!
・・・今回はここら辺で。
お読みいただきありがとうございました。
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ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~2020アニメ第77話「もうひとりの勇者」感想
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