よく来たな。CJとホオズキ、モアイでお届けするずぇ!
※この記事はアニメ「ドラゴンクエスト・ダイの大冒険(2020年版)」のネタバレを含みます。また管理人は原作読者なので、極力そちらのバレは控えますがその視点になっていることを予めご了承ください。
ダイの大冒険アニメ第84話!ラーハルトの参戦によりミストバーンとポップらを残し、先へ進むダイとレオナ。しかし、そこに謎の触手がレオナを捉え魔宮の中へ・・・レオナを救えダイ!!!
・冒頭のわんこ「かぶりもの」
さて冒頭は例によってダイ大にあまり詳しくない方向けのわんこネタからだずぇ!
まずはギャウ菜だ、後ろにバウ美も映ってるけど。
これは何を被ってるんです?軍手?
そう。ちょっとドレッドヘアっぽくて可愛くね?
続いてバウ美だ。アイスカップを被ってもらった。
これは被るって言うか乗せてるだけや!
まぁバウ美は基本頭にもの被せられるの嫌いなんだよね。ギャウ菜も別に好きではないけどバウ美に比べると鈍感なところあるから。
最後はギャウ菜。
人間の帽子でしょうか?私のものにも似てて可愛らしいですねぇ。
表情はなんか複雑そうなものがあるけどな。
・飲み込まれたレオナ
ミストバーンをポップ達に任せ、大魔王バーンを目前とするダイとレオナ。そのバーンが立ちはだかる「天魔の塔」を登る最中に、謎の触手がレオナを捉え、魔宮の中へと連れ去ってしまう!
なんと言うことや!しょ、触手がッ!!?
くぅッ!?こ、これはレオナ姫がイケない目にあってしまう!あ~んなところやこ~んなところを・・・
やかましい!これは少年漫画で18禁漫画じゃねぇんだよ!触手と聞くだけで反応しやがって!中学生か!!!
いや~ついな?し、しかし何者や?大魔王バーンにすら予想外のようやが・・・
触手は天魔の塔の「内部」へと続いていた。そこには巨大な目玉のような化け物がいて、レオナをさらったのはそいつだったのだ!
すぐさまレオナを救い出そうとするダイだったが、そこに太鼓の音を響かせ魔物が現れた!「ドラムーン」のゴロアと言うモンスターである。
ちなみにドラムーンってモンスターは原作ドラクエにはおらんモンスターやね。太鼓とトロルが合体したみたいな魔物やけど。
しかし、何ともマヌケな雰囲気な魔物ですね。語尾が「ム~ン」とか。大魔王バーンの本拠に実に似つかわしくないですが、こんな場所に居るのですからただ者であるはずがありません!
そう、ゴロアは「管理者」だった!レオナをさらったのは魔物ではなく「魔力炉」と呼ばれる大魔宮の心臓部で生物をベースに作られた機械と魔物が融合した存在。
そして、その管理者がゴロアだったのである。彼は重力を操る能力を持っていて、普段はその力で魔力炉を制御していたが、彼でも抑えきれないほど魔力炉が暴走していたのである!
普段は大魔王バーンの魔力を受けて動いていますが、ミナカトールを受けたことによってバーンの魔法炉への魔力を供給する機能はマヒしてしまいました。
ゆえに、大魔宮の機能の1つであるバリアを消し、ルーラでダイ達が侵入したり、飛行能力でクロコダイン達が救援したり出来たのです。恐らくアバン先生やラーハルトも似たような方法で。
でも、コイツは「生きたエンジン」やからコイツにとっての食料である魔法力を求めて触手を伸ばした!レオナが狙われたのは皮肉にもアバン先生から譲り受けたフェザーのせいや!
アレには魔法力回復のアイテムが入ってる!アバン先生の持つもう半分はキルバーンによって先生ごと異次元に連れ去られてもた!
しかしレオナは身動きが取れず・・・このままでは彼女の身が危うい!魔力炉はバリアで自身を守っており、すかさずアバンストラッシュでバリアごと魔力炉の破壊を試みるダイ!
しかし、ここでゴロアの様子が豹変!ダイ抹殺へと欲目を見せる!!!
・双竜紋!
ゴロアは魔力炉に向けていた重力波の対象をダイへと切り替える!動けなくなるダイ!同時に重力波の影響を逃れた魔力炉は、拘束にとどめていたレオナの全身を繭のようにつつみ、取り込む!
ああッ!まるごと取り込む者がありますかいッ!それでは視聴者にレオナの様子が分からない!!!
やかましいわ!だから18禁作品じゃねぇつってんだるォ!飲み込まれるレオナを前にしても、ダイは身動き一つ取れない!
コイツ・・・ゴロア!見かけによらずかなり強いな。ハドラーにも打ち勝ったダイを動けなくするやなんて!
まがりなりにもこの魔力炉の制御を任されている魔物です!
ちょっとオツムは足りない感じのする魔物ですが、それを補って余りあるほどの能力を持つゆえに、大魔王も信頼してこの場を任せているのでしょう!
そしてゴロアはダイの剣をとりあげると、そのままこの武器でダイのトドメを刺しにかかる!
原作やったら魔界につたわるおとぎ話を参考にしたってのがあるのやけど、これはアニメやとカットやね。
魔界で最強の武具をもつ剣豪を、小さな女の子(に化けた魔物)が隙を見て武器を奪い、殺してしまう。不死身の異名を持つ剣豪やったけど、その剣豪を倒せる武器は他でもないその剣豪の武器やったのや。
ダイの眼前に刃が迫ったその時、まるで時が止まったようにある光景が繰り広げられる。まるで走馬灯のように・・・。それは父、バランの若き日の姿。ソアラを失ったあの日の姿だった。
その光景を見せたのは、他でもないバラン本人。ダイの中に竜の騎士の力として受け継がれたバラン本人の記憶だった!
バランの悲しい記憶ですね・・・。
あえてこの悲劇をダイに見せ、竜の騎士の悲しい歴史を話すバラン。自分とソアラもまたその悲劇から逃れることは出来なかった。
しかし、ダイにはその運命をも打ち破ってみせろ!レオナを初めて救い出した時を思い出せ!と話すバラン。そう、ダイが初めて紋章の力に目覚めたのはデルムリン島でのレオナの危機だった。
キラーマシンで悪い賢者が襲って来た最初期の戦いやね。
まさに今、同じようにレオナの危機を前に・・・眼前までゴロアの刃が迫っていた時が動き出す!しかしその時ダイに新たな力が目覚める!
その「圧」はゴロアの重力波をもはねのけ、逆にゴロアを吹き飛ばすほど!そしてダイの拳にはもう1つの「竜の紋章」が発現していた!
りゅ、竜の紋章が2つ!?
バランの紋章や!やはりダイに受け継がれていたのやね!
バーンによって「双竜紋」と名付けられた力!そして2発分の「紋章閃」を放つと、その威力は魔力炉のバリアを突き破り、大きなダメージを与える!
慌てて再びダイの剣で襲い掛かるゴロアだったが、その刃を受け止められるとあっさり吹き飛ばされてしまう。そのままダイの剣を取り、魔力炉に斬撃を放つダイ!
この時構えがギガブレイクっぽいの熱いな!最もギガデインを使ってないから「名無しの技」なのやけど。
レオナの触手も引きちぎられ、魔力炉も一旦沈黙する!ダイの勝利だ!!!
・竜の騎士の秘呪文
一度完全に取り込まれ吸収されかけたレオナ・・・しかし、その姿はアチコチ服が溶けてはいるが、まったくの無傷だった!
ぬぉ~~~ッ!なんと言う中途半端な溶け方でしょう!やる気があるのですかッ!?魔力炉ッ!!?
なんのやる気だッ!?しかしまったく無事なのは奇妙なことだった。するとレオナは衣服の中にある「違和感」を感じる。
それはレオナの衣服の中で気を失っていたゴメちゃんだった。しかし、その姿はワンサイズ小さくなっている。
くぅッ!このスライム野郎!毎度毎度羨ましいッ!!?
言ってる場合か!ゴメちゃんが縮んだことを心配しろよ!
しかしここでも「ゴメちゃんの奇跡」ですか・・・。かつて何度も不思議な力でパーティーを救って来ましたが・・・。
ま、まぁゴメちゃんのおかげで今回も助かったワケか。いやでも、ひょっとしたらもう少しゴメちゃんの力が弱ければもっとレオナ姫の服がいい感じに溶けていた可能性も・・・。
やかましい!何を惜しがってやがんだ!
ともあれ、無事レオナも戻り再び大魔王の元へ進むだけ・・・かと思われたが、ここで振動がダイ達を襲う。そう、ゴロアである。ゴロアは自身の魔力で魔力炉を動かし、融合したかのようになっていた!
事態を危惧した大魔王バーンがゴロアを説得しても、もはややけっぱちのようになっていたゴロアは聞く耳を持たない!魔力炉の触手を操り今度はダイを襲う!
なんでや!そこは今こそレオナを・・・
衣服が裂け、アチコチはだけやすくなっているハズ!
もうオマエラ黙ってるォ!しかし、ダイは静かに正面から備えると・・・ある「構え」を取る。両の拳を合わせるようにして放つ、竜の騎士の最大の秘呪文・・・ドルオーラだ!!!
な、なんとドルオーラまで使えるのか!?
これすらも双竜紋の底の見えない力のほんの一旦に過ぎないのでしょうか!?
放たれたドルオーラ!ゴロアと魔力炉は閃光に包まれる!その光は天魔の塔の上層部をも吹き飛ばし巨大な光の柱を立ち昇らせた!
・・・以下次回だずぇ!!!
・キャスト全般感想
今回はゲスト的な敵キャラだがゴロアが登場。演者は高戸靖広さんだ!
結構長い芸歴の方のようですね。脇役が中心のようですが・・・。
あ、ワイ一個すげぇ知ってる役あった!セーラームーンのアルテミスっての。あの白い猫やろ!
ゴロアとは声の印象も似つきませんが・・・そこはプロの声優さんですね。
※発表済みキャスト
ダイ…種﨑敦美さん
ポップ…豊永利行さん
マァム…小松未可子さん
レオナ姫…早見沙織さん
アバン…櫻井孝宏さん
ヒュンケル…梶裕貴さん
ハドラー…関智一さん
クロコダイン…前野智昭さん
バラン…速水奨さん
ラーハルト…石田彰さん
ヒム…三木眞一郎さん
チウ…堀江瞬さん
ブロキーナ…水島裕さん
・今回の呪文、必殺技、アイテム
この項目はその話に出て来た呪文、必殺技、アイテムをアレコレ語るコーナーだずぇ。
ドルオーラ
竜の騎士最大の秘呪文で、単純な破壊力だけならば作中でも最強クラスの威力を誇る呪文だ。
呪文と言ってもその正体は竜の騎士の持つ「竜闘気(ドラゴニックオーラ)」を魔法力で圧縮して放つ闘気技に近い。魔力炉と一体化したゴロアにぶっ放した!
局所的な破壊力で言えば、相手の強度に関係なく全てを消滅させるメドローアの方が上かもしれませんが、なんせその攻撃範囲と破壊力は比較になりません。
メドローアが当たったところを「消滅させる」のに対し、ドルオーラは「もろとも吹き飛ばす」と言うところでしょうかね?
メドローアがあくまでも「魔法力」でマホカンタなど呪文返しに弱いのに対してこの呪文は闘気やから跳ね返しも効かん。まさに作中最強の呪文攻撃と言うに相応しいのやで!
ただ、使用にはやはり闘気の圧縮に相当の魔法力を消費するらしく、バランはかつてこの呪文を1戦闘で2発放つのが限界だった。
また、そのあまりにもの威力から使用者への負担が大きく、通常は竜魔人化しなければ使えないがダイは「双竜紋」による肉体強化で、竜魔人化することなくこの呪文を発射している。
ドラムーンのゴロアに授けられた能力だ。文字通り強い重力を放つことで範囲内の者の行動を押さえつける効果がある。
ポップのベタンと似た感じかな?最もアレは呪文でこれは特技って感じやけど。
普段はこの能力で魔力炉を制御するのに使用している。しかし戦闘にも使えてその威力は中々のもので、ダイが動けなくなるほど強い重力だったようだ。
かつてバランはポップのベタンを跳ね返しましたが・・・ダイにまだそこまでの力はありませんかね?
それともベタンはあくまでも魔法力だったから、魔法力を無効化出来る竜闘気には効かないが、これは魔法力ではないからダイにも有効なのか?
この能力でダイを縛り、ダイの剣を奪ってトドメを刺す寸前まで追いつめるゴロアだったが、却ってダイの眠れる力を呼び起こしてしまう。ダイの「双竜紋」の前にはさすがに押さえつけることはかなわなかった!
双竜紋
バーンによって名付けられたダイが覚醒した新たなる力!文字通り「2つ」の竜の紋章を発現させる!単純に考えるとその竜の騎士としての力も2人分か!?
生来の竜の紋章を持ち、バランから受け継いだ竜の紋章も持つダイにしか出来ない究極の竜の騎士の力やね!
そもそも、拳に竜の紋章が現れることすら前代未聞だったはず。この双竜紋の力もダイの中に流れる母、ソアラの血も影響しているのでしょう!
単純な竜闘気の出力もアップするようで、紋章1つではこらえられなかったゴロアの重力波を打ち破った!さらに、通常形態の竜の騎士では使えないハズの秘呪文、ドルオーラを放ってみせた!
ドルオーラにも耐えられる体の強度になったと言うことやね!
紋章閃
竜の騎士の必殺技の1つ。竜闘気を紋章から光線のように放つ技で、その威力は岩山を吹き飛ばすほど!魔力炉に対して使用した!その威力は魔力炉のバリアを貫通しダメージを与えた!
当たったところには竜の紋章の形になるのや!シンプルにカッコイイ技やで!
またその形も紋章二つ分となっていました。単純に紋章閃2発分の威力と見てよいでしょう!
ギガブレイク(のような斬撃)
双竜紋に目覚めたダイがゴロアから剣を取り返し、魔力炉に向かっていった時の斬撃。その構えは使い慣れたアバンストラッシュではなく「ギガブレイク」のように上段に剣を構えるものだった!
名前のついてない技やけど、要はアバンストラッシュのギガブレイク版みたいな感じやな。アバンストラッシュも「ライデイン」が合わさると「ライデインストラッシュ」になるし。
さしずめライデインストラッシュがアバンストラッシュやから、ギガブレイクはバランブレイクとでも言ったところかな?
とは言え双竜紋の力のこもったその斬撃は並大抵のものではないハズ!実質これまでのアバンストラッシュをも超える威力のある一撃と言えるでしょうね。
魔力炉
これはアイテムではないが、魔物でもないと言うことでここに項目を置く。文字通り魔力を帯びた「生きたエンジン」で生命体をベースに機械と融合させ機能している。
普段はバーンからの魔法力を受け、大魔宮の結界などの機能を有しているがミナカトールによってその供給が絶たれ暴走を始めた!
魔物ではないということですが一応意思はあるようですね。とは言え魔法力を求めるのは本能によるものでしょうか?
触手で取り込んだ生物は肉体ごと溶かされ、魔力炉に吸収されてしまう。また自信を守る防衛本能を持っていて、透明なバリアのようなもので、敵の攻撃を防ぐ!
これは恐らく最初に張ってあった結界と同じ原理のものやな。ミナカトールを受けても狭い範囲なら結界を張ることが可能と言うワケや。
とは言えダイの双竜紋の前にはバリアもなす術なしでしたがね。あるいは魔力炉のバリアを作る力も弱まってた可能性もありますが。
・好きなセリフ
アニメだとカットが多いため、原作準拠で書いてますずぇ。アニメのセリフとは一部異なるけどよろしくだずぇ!
過去の歴史がどうあれおまえはおまえだ!
おまえの手で過去の竜の騎士の悲しき宿命をも断ち切ってみせろ!ダイ!!
初めてレオナを助けた時を思い出せ!!
(バラン)
精神世界でのバランのセリフだな。
「過去の歴史」と来てバランがこのセリフを言うのが深い・・・。
自分は過去に囚われて道を間違えてしまった、だからダイはそうなるな!と言うこの上ない檄やね!
起てっ!!!
起ちあがれっ ダイよっ!!!!
(バラン)
ダイに対する精神のバランの一喝だ!
なるほど、しかし名セリフとして取り上げるほどのものですか?言っちゃ悪いですがありきたりなセリフかと・・・。
このセリフの重要なのは今回のアニメのサブタイトルでもある「起て」と言う部分や!「立て」じゃなくて「起て」や!!!これはダイのオープニングにもかかってるのやで!
きみよ~!起~て~~~ッ!!!
古いアニメの方のOPじゃねぇか!!!
・結び
以上!このブログの大魔王と言っても過言ではない俺っち様と、ゆかいなしもべ共がお届けするダイ大感想でした~!
やれやれ、大魔王バーンを目前に飛んだハプニングでしたなぁ・・・。
でも結果的にはダイの大幅パワーアップやで!これならいくらバーンでも!
・・・今回はここら辺で。
お読みいただきありがとうございました。
※過去のダイの大冒険記事
ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~2020アニメ第83話「バランの遺言」感想
ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~2020アニメ第82話「正義の後継者」感想
ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~2020アニメ第81話「ホワイトガーデンの決闘」感想
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