よく来たな。CJとビワ、キラキラでお届けするずぇ!
※この記事はアニメ「ドラゴンクエスト・ダイの大冒険(2020年版)」のネタバレを含みます。また管理人は原作読者なので、極力そちらのバレは控えますがその視点になっていることを予めご了承ください。
ダイの大冒険アニメ第94話!大魔王バーンの「第三の瞳」の能力の前に、仲間達は次々宝玉へと変えられていく!バーンの奥義「天地魔闘の構え」に挑んだアバン達だったが、遂にアバン先生までも・・・
・ポップの策
敵の攻撃を完璧にいなし、一撃必殺の反撃を叩き込む大魔王の奥義天地魔闘の構え!ダイのギガストラッシュさえもほぼ無傷で防ぎ逆にダイに致命的なダメージを与える程の奥義!
この技に挑んだアバン、ラーハルト、ヒムの3人だったが結果は空しく、やはりバーンにはノーダメージで返り討ち。更にバーンの額の「第三の瞳」の力でアバンは宝玉にされてしまう。
ど、どんどん味方が減って行く~!
死んでるんではないにせよ行動不能はキツイよな・・・。回復呪文のサポートすら出来やしない。
しかし、そうなることさえも覚悟の上でダイの力を温存し、天地魔闘の構えにかかる3人を止めなかったのはポップの策だった。
アバンもそのポップの意図を感じ、まるでマトリフの面影を感じていたからこそ自分が進んで捨て石になったのである!
で、でもただやられただけにしか見せんぜい~!
しかしポップは天地魔闘の構えの「特性」を見抜く。それは受けの奥義、カウンター専用技であると言うこと。
普通に技を放ったのではただの3弾攻撃。超奥義を3つ同時に叩き込むからこそ天地魔闘の構えは無敵であり、そのための膨大なエネルギーを溜め込むため、不動の構えを取らざるを得ないのだ。
やった~!つまりほっとけば良いんだぜい~!その間に回復を~!ヒーリング~!
いや、いくら何でもそんな甘い相手なわきゃねーだろ。
その通り!天地魔闘の構えはいつでも解くことが出来る!構えを解いたバーンは攻撃に転じる!ヒムとラーハルトに「お前たちの生命をくれ」と願うポップ!
しかし、全員が手負いの中バーンの通常の攻撃を凌ぐことも容易ではない!ジリジリ追いつめられていく一同!
な、なんてこった~!?
そもそも天地魔闘の構えは必勝のためのいわば「念のため」と言う奥義だ。そんなの使わなくてもそもそも歯が立たないくらい全員とは力の差がある!
結局このバーンの猛攻により、何とか「宝玉化」こそ免れるものの、全員がボロボロに・・・
・ヒム&ラーハルト、決死の肉弾!
もはや体力の持たないラーハルトは、ポップの先ほどの言葉の真意を聞く。
命をよこせって言ったアレか~。ギブミーユアライフ!
そんな中放たれたのは、広範囲に対する攻撃技カラミティウォール!
ポップの策とはラーハルトがかつて言っていた通りダイの弾よけになることだった。あえて天地魔闘の構えを取らせ奥義の反撃に耐える!その直後にこそ最大の隙が生じる!
それがポップの見立てだったのか~!?
だがかなり無謀だ。アバン先生が居てヒムらと3人がかりでも無理だったのに!
それでも諦めないポップは闘志をたぎらせ、迫るカラミティウォールに立ち塞がる。その前に更に歩み出たのはヒムだった!
血糊のためか視界を失っていても、ラーハルトもまた立ち上がる!ポップの無謀な策!それでもダイのため諦めない闘志がヒムを、ラーハルトを鼓舞した!
うぉおそうだ!諦めるな~~~ッ!!!
そしてカラミティウォールをこじ開け、ラーハルトと共に「肉弾」で向かうヒムとラーハルト!もはや彼らに残された攻撃は玉砕覚悟の突撃のみだった!
しかし、その気迫が再びバーンを動かす!「天地魔闘の構え」だ!!!
き、来たッ!?
やはり玉砕するヒムとラーハルト・・・しかし、今度はそこで終わりでは無かった。時間差で放たれたポップの「メドローア」だッ!
め、メドローア!これならあるいは~!
しかもタイミングは天地魔闘の直後!!!
眼前に迫るメドローアに動けないバーン!しかし、まさに命中するその寸前で再びフェニックスウイングが間に合う!なんとかメドローアを跳ねのけることに成功するのだった!
ちくしょ~!ギリギリだったのに~!
しかし結局メドローアも無駄撃ちになっちまった・・・おまけに今の天地魔闘でヒムとラーハルトも戦闘不能。そのまま「宝玉」にされてしまった・・・万事休すか!?
しかし、結果的に証明してみせたのである。「天地魔闘」には隙がある!バーンの身体は一瞬硬直し、フェニックスウイングで正確にメドローアを撃ち返すことが出来なかった!
・ポップvs「天地魔闘」!
確かに・・・唯一隙があることは分かったが・・・
だがもうど~するってんだ~!?ヒムとラーハルトまで居なくなっちまったぜい~!
その通り、普通に考えればもうダイとポップに手はない。天地魔闘こそ唯一の隙だが普通に攻められて凌げる余力もない。敢えてポップはバーンを挑発する!
実際普通に攻められた方が体力の少ない彼らには不利、だがその点をあえて正直にさらけ出し、一方で次に奥義を放てばオマエの負けと。バーンの奥義への絶対の自信に賭けた!
この期に及んでバーンを挑発するなんて~!ポップってこんなメンタルお化けだったか~!?
「勇気」の使徒だからね!
そしてバーンは薄々その挑発の意図に気付きながらも、その挑発を受けて立つ!「天地魔闘の構え」だ!
普通にじわじわ攻められる方が不利なのは分かったけど、だからって天地魔闘の構えにどうしようってんだ!?
アバン先生、ヒム、ラーハルトはもういないのに~!隙があるのは分かったがその前に「天地魔闘」の3つの技を何とかしなければならんぜい~!しかもダイとポップの2人で~!
奥義の「くらい役」つまり弾よけを買って出たのはポップだった!ポップの片腕には爆裂呪文がチャージされ、もう片方の腕には魔力を込められたブラックロッド!
な、なるほど、呪文と杖の同時攻撃!以前バーンが光魔の杖とカイザーフェニックスでやったみたいな・・・
だが、それでも「一手」足らんぜい~!
その通り、バーンもそこを指摘する。フェニックスウイングで呪文を跳ね返し、カラミティエンドで杖を粉砕する。
そしてガラ空きになったところに「三手目」のカイザーフェニックスがポップごと焼き尽くしダイを襲うだろう・・・と。
今のダイではかつてやったみたいにカイザーフェニックスに耐える余力もないだろうぜい~!
しかし!その指摘も聞く耳持たないかのごとく、特攻するポップ!ポップvs天地魔闘だ!
その結末は・・・事前のバーンの指摘通り、呪文は跳ね返され、杖は砕かれ・・・ガラ空きとなった無防備なポップをカイザーフェニックスの獄炎が包み込む!!!
うわぁ~~~!ダメだぁ~~~ッ!!?
まさにジ・エンド!高笑いをするバーンだったが・・・燃え盛る炎の中から現れた姿は・・・ポップだった!上半身の服は炎で燃えつき・・・その中から現れたポップの「切り札」!
・・・それはかつてポップが戦ったハドラー親衛騎団の騎士・シグマの「シャハルの鏡」だった!!!
シャハルの鏡だって!?それって確か~~~!?
呪文を「跳ね返す」!?
そう。カイザーフェニックスとて「呪文」!これがポップの最後の切り札だったのだ!ポップが先に放った呪文ごとカイザーフェニックスは跳ね返され・・・「無防備」なバーンへと向かう!!!
まさに大・大・大逆転!!!!戦いの行方は・・・次回だずぇ!!!
・キャスト全般感想
新しいキャストはないが、大魔王バーンが真の姿になったことで少し整理させてもらったずぇ。
※発表済みキャスト
ダイ…種﨑敦美さん
ポップ…豊永利行さん
マァム…小松未可子さん
レオナ姫…早見沙織さん
アバン…櫻井孝宏さん
ヒュンケル…梶裕貴さん
ハドラー…関智一さん
クロコダイン…前野智昭さん
バラン…速水奨さん
ラーハルト…石田彰さん
ヒム…三木眞一郎さん
チウ…堀江瞬さん
ブロキーナ…水島裕さん
・今回の呪文、必殺技、アイテム
この項目はその話に出て来た呪文、必殺技、アイテムをアレコレ語るコーナーだずぇ。
カラミティウォール
大魔王バーンの必殺技の1つ。真・大魔王バーンの形態になってからは初めての使用だ。広範囲に壁のような衝撃波を放つ。なおスピードはコントロール可能なようで、今回は敢えて遅く放っていた。
以前のダイの「闘いの遺伝子」による分析では「極めて闘気に近い衝撃エネルギー」とのことだったな。直接闘気をぶつける技ではないようだ。
要は直接闘気を込めた手刀がカラミティエンド~。そのエネルギーで衝撃波を起こすのがカラミティ―ウォールなのだろうぜい~!
しかし今回はヒムが強引に正面から受け止め、こじ開けるようにして突破してみせた。
ヒムちゃん凄いぜい~!力でこじ開けちゃうなんてパワフルだぜい~!すなわち脳筋~!
いやそこ「すなわち」はおかしいだろ!あとヒムは金属生命体だから多分筋肉じゃねぇし!
極大消滅呪文。マトリフ直伝のポップ最大の攻撃呪文だ。今回は天地魔闘に向かったヒム、ラーハルトの後に時間差で放った。
結果的にやはりフェニックスウイングで防がれてしまったけど惜しかったな~!あと一歩だった~!すなわちワンウォーキング~!
しかし、ミストバーン状態の時に出来ていた相手に対する正確な反射は出来なかった。天地魔闘の直後にやはり硬直があったためだ!
呪文そのものは通用しなかったが、ダイにその必勝の一瞬を見せることには成功した!
メドローアさえも「撒き餌」ってワケだな~!スプリンクラーでフードだ~!
天地魔闘の構え
大魔王バーン最大の奥義。だがこの構えそのものは予備動作に過ぎない。
ここからすべてを跳ね返す掌撃、フェニックスウイングで敵の技の威力を殺してから無防備なところに最強の手刀・カラミティエンド、大魔王のメラゾーマ・カイザーフェニックスを叩きこむ!
相手の技は防ぎ大魔王の超スゴ技は防げない~!まさに必殺技だぜい~!すなわちクリティカルスキル~!
だが、アバンらの特攻を捨て石にすることでポップが見ぬいたこの技の特性・・・そして突破口も判明する。
まずは特性・・・それはこの技は「受け」の奥義。つまりカウンター専用技と言うこと。この構えを取っている間は無敵に等しいが、バーンからも攻撃出来ない。
不動の構えは技のエネルギーを溜めるためでもあるんだな~。つまりキャントムーブ~!
そして、これはバーン自身も気付いていなかったこの奥義の弱点・・・それは一度天地魔闘の構えを放った直後は身体が僅かな時間硬直し、無防備な時間が生まれることだ!これが奥義の突破口となる!
この奥義自体が相手の技を「いなして」無防備なところに超絶奥義3連を叩き込む技!それはそのまま「3連発後」と言う無防備を生むってこったな。
・・・まぁ、そもそも耐えられるヤツがこれまでいなかったからこの奥義は無敵であり、バーン自身も奥義の欠点に気が付かなかったワケだが。
イオラ&ブラックロッド
今回ポップが見せた攻撃手段。マトリフ師匠が以前ベギラマを撃ちながらキアリーをかけたことがあったけど、それを思い出して今の自分になら・・・とやってみせた攻撃手段だ。
ポップの爆裂呪文はイオラまでだけど、バーンはイオナズン級の威力があるかもと評していたな。極大呪文は両手で放つ必要があるのに片手でイオナズン級なんてポップもホント凄くなったものだ。
ブラックロッドは魔力を込めて攻撃力に変える杖だから~、実質両手で呪文を唱えているようなものなんだね~。すなわちツーアームズ~!
以前バーンが老人状態の時カイザーフェニックスと光魔の杖と同時攻撃をしたが、威力の差はあるだろうが実質アレと同じだな。
しかし・・・これではまだ2手・・・天地魔闘の構えの3手には届かないが・・・
ちなみにブラックロッドはこの攻撃でカラミティエンドで粉砕されてしまった~。ポップの新兵器だったけど活躍の期間は短かったな~。と言うか実質シグマ戦くらいか~。
鎧の魔槍
ラーハルトのメイン装備だ。これまでの戦で随分と傷んでいたが、今回天地魔闘の構えに挑んだことで完全に破壊されてしまった・・・
他の武器も持ってないようだし闘気などの他の攻撃手段のないラーハルトは実質これで戦闘不能だろう。
そもそも今回で「瞳」になってしまったワケだが~。
以前、ヒュンケルの鎧の魔剣も刀身が消滅しては再生不能と言っていた。鎧の魔槍も恐らく同じで、少なくとも自動再生はもうしないんだろうな。
旅人の服
管理人のイラストでも描かれているポップがロモス王から授かった褒美の品だ。
以前呪文で焦げたりした時メルルの修繕を受けたりしながらも、ロモスからずっと纏っていた服だが今回とうとうバーンのカイザーフェニックスで上半身が燃え尽きてしまった。
つ~かどんだけ丈夫なんだよこの服~!地味にポップの最強装備だろ~!つまりマキシマム~!
レオナにもらったあの派手な法衣なんかは老・バーンの「メラ」で燃え尽きたのにな。
ま、まぁありゃあの法衣にこの服が「守られて」燃え残ったんだるォ。その後カイザーフェニックスはヒュンケルが受けたからな。
とは言えこの戦いでも後述のポップの「切り札」を隠し通した服だ。ロモスからの長い旅路、十二分過ぎるくらいに働いてくれた隠れた殊勲賞もののアイテムと言えるだろう。
シャハルの鏡
今回、逆転の決め手になったキーアイテムだ。ハドラー親衛騎団の騎士、シグマの持っていた伝説のアイテムで受けた呪文をそのまま跳ね返す効果がある。
バーンの天地魔闘の構えのトドメ技カイザーフェニックスも一応呪文だからな~。メラゾーマだ~!桁違いに強いけど呪文である以上この鏡の影響を受けるってワケだ~。すなわちミラーの~。
しかも、ポップが放って跳ね返された爆裂呪文さえも跳ね返していた・・・と言うか一度バーンに跳ね返された呪文も関係ないんだな。
ドラクエ本編でさえ「跳ね返された呪文」を跳ね返す効果のある呪文やアイテムなんて存在せんぞ!
そこはまぁ漫画作品だからな。ともあれこの鏡によって天地魔闘の構えは破れた!ポップがこの鏡を持っている経緯などは、次回語られるだろう。
・好きなセリフ
アニメだとカットが多いため、原作準拠で書いてますずぇ。アニメのセリフとは一部異なるけどよろしくだずぇ!
ポップはちょっと頼りない所も初めはあったけど…
この闘いを最初からいっしょに生き抜いてきた仲間なんだ
何度も危機を救ってくれた…信頼できる仲間だっ!!
こいつがスキを作ると言ったんだから絶対にスキは出来る!!
それを信じておれは全力を高めておくだけだ!!
(ダイ)
ダイ達の最後の砦、ヒムとラーハルトさえも倒れ瞳になった今、ダイ達に逆転の手段は残されてないように見えるが・・・構わず挑むポップへのダイのセリフ。
2人の信頼関係を強く思わせるセリフだな。
ダイの大冒険はダイが主人公だけど~、ポップはまさしくもう一人の主人公~!2人で「ダイの大冒険」だ~!
2人ではじまった冒険の旅だったけど ここへたどりつくまでには
色々な人に会った!闘った!そして…救われた!!
誰一人欠けていたってこうしてあんたと向きあうことすら出来なかったんだ!!
たとえ遠く離れてたって……動くことができなくたって…
おれたちはつねに魂の絆でつながっている…!!!
(ポップ)
2人に天地魔闘の構えを破れるはずがない!自信満々のバーンに対するポップのセリフだ。
「魂の絆」と言う言葉出てくるセリフだね。スマホゲームのダイの大冒険のゲーム版のサブタイトル「魂の絆」はココから来てるんだな。
ポップが言いたいのはまさに出会った皆が2人をここへ導いてくれたってことだ~。それは悪役でさえもきっとそう~。2人の軌跡・・・魂の絆こそがバーンを破る力となる~!
……前にも言った 何度も言わせるな……!
魂などでは余は殺せんっ!!!
(バーン)
上のポップのセリフを受けてのバーンのセリフ。あくまでも力こそが正義と信じるバーンにとって「魂」だとか「絆」なんてものは馬鹿馬鹿しいのだろう。
まだやさぐれていた頃のバランも似たようなことを言ってたな。「絆」なんて不要とダイの記憶を奪ったりもした。
しかし結果その「絆」の力にバランは破れたのだぜい~!!!
・結び
以上!このブログの大魔王と言っても過言ではない俺っち様と、ゆかいなしもべ共がお届けするダイ大感想でした~!
とうとう破れた~!天地魔闘!!!
しかも、まだダイは動いていない!無敵のバーンに反撃開始だ!!!
・・・今回はここら辺で。
お読みいただきありがとうございました。
※過去のダイの大冒険記事
ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~2020アニメ第93話「瞳の宝玉」感想
ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~2020アニメ第92話「天地魔闘の構え」感想
ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~2020アニメ第91話「バーンの真実」感想
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