フハハハハハ!面を上げよ!!!!!
※ドラマのネタバレを含みますのでご注意ください。
※管理人はさほど歴史通ではありません。また芸能にも極めて疎い人間です。それぞれにわか興味で語ってるのでご了承ください。
※一部人物名はドラマ内で複数の呼び方がありますが、広く世間に知られている方で記載するものとします。(例:十兵衛⇒光秀)
麒麟がくる第15話!家督を受け継いだ斎藤義龍・・・しかし権力の在処は国を揺るがす大きな火種へと発展する
斎藤義龍
(出典:信長の野望・創造/コーエーテクモゲーム)
・物語感想
今回の感想を一言で言うならば「ブラッディー道三」や!!!
何故南蛮言葉であるか!普通に血みどろとか血まみれでよいであろうが!!!
家督を譲って引退し仏の道に入り、名を利政から道三とした斎藤道三だったが・・・美濃内部にはどす黒い陰謀と憎悪が渦巻き、やがてそれは尾張も巻き込んで最悪の形として、大きな戦いの火種へと加速していく・・・。
ワイ的には神回でした!次回はもっと面白そう!!!
・義龍の弟たち
道三の後を継いで美濃の守護の座についた斎藤義龍、彼は多忙を極めて一見順風満帆な感じやったのやけど・・・
1つ問題があった。彼の弟である孫四郎と喜平次の存在だ。彼らはどうも兄を良く思っていない。
またそれは妹である帰蝶も同様だ。いつ彼が自分の嫁ぎ先である織田に牙をむくのかを憂いて、それとなく弟たちに気をつけるように入れ知恵していた。
まぁ実際、反対しとったワケやからね。
全く兄弟と言うものは厄介であるわ!今の時代の仲良し兄弟など考えられぬ!!!
まあ当時はそうだったろうね。
光秀の元にも孫四郎が訪れるが、彼もうかつに手を貸すような真似はしない。道三に相談する光秀だが、彼にもはぐらかされてしまう。
相変わらず光秀はサラリーマンと言う感じやなぁ・・・良いトコなし!!!
キンカ!良いトコなし!ヌハハハハ!
うるせぇ!この時期はだから実績ねぇから仕方ねぇんだって!!!
・信長の野望
しかし、平穏は長くは続かない。転機が訪れた。尾張のお飾りではあるが、一応立場上エライ守護である斯波義純が、かねてより信長と対立を深めていた信友(彦五郎)の手の者により殺されてしまうのだ!
息子の義銀は信長に救いの手を求める。これを好機とした信長は・・・信友とつながりのある叔父である信光を調略し、差し向ける。
まぁドラマでは帰蝶が信光を調略してるけどね。
そして清洲城主である信友に、囲碁の名目で近付いた信光は、そのまま隙を見て彼を暗殺!城主を失った清洲城とその傘下の城は一気に信長の物となり、実質的に尾張を掌握してしまう!!!
ヌハハハハ!儂って凄い!!!
(無視)これにより美濃(斎藤)、尾張(織田)、そして駿河(今川)のパワーバランスは大きく変化したと言うワケや、信長は身内のごたごたを片付け身動きが取れるようにな!!!
この話は当然美濃にも伝わり、義龍の心にも波風を立てる。
・稲葉一鉄、ツイートする
なんだよツイートって!!!
ツイートってのはそもそもつぶやくという意味やぞ?信長の尾張掌握の報を受け、稲葉一鉄は義龍に秘密のツイートをするのや!ダイレクトメッセージや!!!
「道三は信長を我が子のように思っている」
・・・5635いいね♥
「義龍は側室の子で、孫四郎は正室の子である」
・・・37893いいね♥
「帰蝶(信長)と繋がりの深い孫四郎が、城を乗っ取ろうとするやも」
・・・50983いいね♥
なにが「いいね♥」だ!!!ダイレクトメッセージにいいね♥がつけられるか!!!
いや義龍の心のダメージのイメージや。
「儂はカッコいい!!!」385392857382いいね♥!!!
(無視)しっかし、この村田雄浩さん演じる稲葉一鉄はホントま~イメージ悪いのや!!!
ワイ大好き!!!
好きなんかい!!!
この村田さんはサスペンスとかで時々見かける俳優さんで、結構人当たりは良いんだけど冴えないおっさんみたいな役が多くてさァ・・・そのイメージもあって、なんかギャップで大好きになっている!
って言うかこんな悪い感じやったっけ稲葉一鉄って?なんかガンコ一徹の語源ってのは聞いたけど。
もうドラマ的にはほとんど半分くらいコイツが悪いみたくなってるやん。
まぁ、義龍の周りで彼の憎悪を掻き立てる側近のイメージの代表みたいな感じなのかね?
・暗転
そして事態は最悪の結果へ・・・重病を患ったという義龍の元に、見舞いに訪れる弟二人・・・。しかしそれは仮病で、義龍は城を訪れた2人の命をあやめてしまう。
がび~~~~~ん!!!
フハハハハ!義兄殿とは気が合わぬが、弟はぶっ●してナンボぞ!!!
変わり果てた姿となった2人の遺体は道三の元へ運ばれ・・・慟哭の末にその血で顔を染め上げた道三は怒りに打ち震え、叫ぶ!
「許さんぞ!」
このシーンは鬼気迫るものがあったよね!
マムシを怒らせたな!!!
・・・以下次回、美濃を揺るがす大いくさへ!!!
そしてキンカは空気!ヌハハハハ!!!
いやたぶん活躍するよ次回は!史実でも少なくとも叔父の光安はこの件には大きく関係してくるからな!!!
・キャスト感想
今回目を引いたのはもちろん儂・・・
(無視)今回はさほど大きな登場人物はいないと思うけど、一応新登場として木下ほうかさん演じる織田信光と言う人物が登場。
もはやその無礼な無視はお約束か!!!
囲碁の名目で信友に近づき暗殺を果たしたね。
演者の木下さんはチラホラなんかで見覚えはあるって感じかな。大河は初出演の模様。
続いて、その殺され役と言ったらなんやが織田信友、ドラマでは彦五郎やが・・・名前は過去の話でもチラホラ登場していた信長の目の上のたんこぶやな。
しかし演者付きとしては今回が初登場となり、演者は梅垣義明さん。大河には3回目の登場で「秀吉」「真田丸」にもご出演。「秀吉」では、何と「七難八苦」の話で有名な忠臣「山中鹿之助」の役もされているぞ!
今回は信長史ではないため良いトコ無しやったけどな。
武将データの登場のタイミングをミスった(12話)ので改めてこっちに引っ張り出して置く。
あともう出番は多分ないけど道三の次男…孫四郎役は長谷川純さん、三男の喜平次は犬飼直紀さんと言う方です。
犬飼さんは大河「西郷どん」にも子役で出演なさってました。
あとこれまたあまり出番なさそうやけど尾張守護の斯波義純役に有馬自由さん、子の斯波義銀役に松田周さんと言う方です。
大河の方ではどちらも初出演のようやね。
まぁ一応紹介したけど細かいところなんで、キャスト表には増やしませんが。
続いて儂・・・
・・・(無視)ここまでの主なキャストは以下の通りです。
(※以下敬称略)
明智光秀…長谷川博己
織田信長…染谷将太
斎藤道三…本木雅弘
斎藤義龍…伊藤英明
帰蝶…川口春奈
望月東庵…堺正章
駒…門脇麦
菊丸…岡村隆史
明智光安…西村まさ彦
牧…石川さゆり
煕子…木村文乃
松永久秀…吉田鋼太郎
稲葉一鉄…村田雄浩
藤田伝吾…徳重聡
明智秀満…間宮祥太朗
土田御前…壇れい
織田信勝…木村了
羽柴秀吉…佐々木蔵之介
前田利家…入江甚儀
佐々成政…菅裕輔
今川義元…片岡愛之助
太源雪斎…伊吹吾郎
三淵藤英…谷原章介
足利義輝…向井理
細川幽斎…眞島秀和
細川晴元…国広富之
三好長慶…山路和弘
伊呂波太夫…尾野真千子
(今週よりout⇒深芳野)
・戦国アイテムアレコレ
今回着目したのはまず「囲碁」や!
織田信光と信友(彦五郎)が指していたね。それにかこつけて信友に近づいた信光が、彼を暗殺したのがドラマの展開だが。
囲碁の歴史は古い!なにせ平安時代からあるからな!
オマエそれ「ヒカルの碁」のイメージで語ってんだろ。奈良、飛鳥時代とかには伝わってたらしいぞ。正確にはハッキリしないらしいが。
中国や韓国なんかでもそこそこ遊ばれるワールドワイドなボードゲームだね。
ヌハハハハ!読者殿方のために儂が簡単に流得流(ルール)を解説してやろう!互いに黒石と白石を持ち交互に打つ!黒(先行)は有利なので犯出(ハンデ)がつくぞ!(※「コミ」と言ってハンデは五目半)
雄背露(オセロ)のようにマスに打つのではなく、線の交わった点(単位を目〔もく〕と数える)に打つのじゃ!
自分の石で囲った「目(陣地)」の多い方が勝ちである!石同士は自分の石同士ならくっつけて囲うこともありじゃ。
ただしいくら囲われておっても相手の石が混ざって途切れておったり、少しでも隙間があればそれは囲った扱いにならぬからな!なお碁盤の端っこは石を置くことも出来るが、自分の石と繋がっておれば囲われてる扱いの中立の壁のように扱う。
石の上下左右4方向を呼吸点と言って、その4つを自分の石(端の場合端の壁も込み)で塞げば相手の石を「取る」ことも出来るぞ!
取った石は最終的に相手の陣地を埋めるからな!つまりたくさん石を取られると己の「目(陣地)」が減るぞ!
自分から石を取られる(4つの呼吸点が全てふさがっている)場所には打てぬ!またコウと言って無限に取り合いが続く形があるが、そこに連続で打つことはかなわぬ!一度他の場所に石を置かねばならぬぞ!
なんと流得流(ルール)は大体たったのこんだけじゃ!ヌハハハハ!大人から子供まで遊べ!
確かにな、ルールはな・・・すぐ覚えられる。管理人は麻雀、将棋、チェス、オセロ(リバーシ)、・・・そしてこの囲碁辺りはまぁルールくらいは知っているが、中でも一番難しいと感じるのがこの囲碁やな。
なんせ終わりってもんが分からん。
互いにもう打つところがないと「パス」したら終了なんだよね。そこで初めてお互いの陣地を数える。
将棋の「詰み」や麻雀の「点数」みたいな明確な勝ち負けが、パッと見じゃよほど差でもないと分かりにくいのが初心者にとって難点なんだよな。
そう、そしてワイは初心者で挫折や・・・。
奥深い遊戯である!石とは即ち「意志」!つまり兵じゃ!そして兵とは即ち「塀」なのじゃ!石を意志とし兵を塀と成す!即ち国盗りじゃあ!!!
(無視)次、「鴨子芹(カモコセリ)」や。
東庵先生が太源雪斎に処方しようとして、切らしていたって薬草だよな。
百聞は一見に如かずや!ご覧いただこう!!!
あれ?コレって・・・。
紛れもない、鴨子芹である!!!
「ミツバ」ってヤツなんじゃねぇの?親子丼とかカツ丼に乗せる・・・。
そのとーり!「生薬」としての名前が鴨子芹なんやって。こちらのサイトを参照させて頂いた。
古くは薬草として用いたらしい。
ふん!そんなことも知らぬのか現代っ子とやらは!嘆かわしいのぅ!
おい!おかしいぞ!!!
何が?
ウチにしちゃ、役立つ情報じゃん!!!
ウチだってたまにはそう言うこと言うの!!!
・おまけ(武将ステータス)
登場した武将のゲームの信長の野望でのステータスを一部紹介しようと思うぞ!ちなみに最新のヤツやなくてちょっと前の「創造」ってヤツです。ワイこれと「天道」ってのしか持ってません。
ちなみにステータスは統率、武勇、知略、政治・・・とある。大雑把に言えば統率が一番総合的な強さで、武勇は攻撃力的な数字。知略は計略とかの成功しやすさ。政治は街作りとかの有能さみたいなんですね。
まあイメージの参考にでもな。
まずは意外と今回の話のキーパーソンになった人物、木下ほうかさん演じる織田信光や!!!
囲碁の名目で信友(彦五郎)に近づき暗殺を成し遂げたね。信秀の弟、つまり信長の叔父に当たる人物で身内にも敵ばかりの信長の数少ない親戚縁者での味方だったようだね。
おじちゃん大好き!!!
しかし、その後清州に入った信長に代わり那古野を任されるも家臣によって殺されてしまったようや・・・。
おじちゃああぁあああん!!!
ゲーム的には・・・なんか今回のドラマの活躍の割には弱っちいよねぇ・・・。
まぁ、隙を突いた暗殺だからな。部隊を率いる能力その他はまた別だろう。
続いて尾張守護・・・と言ってもまぁお飾りみたいなもので名目上の信長の「エライさん」やな。有馬自由さん演じる斯波義統(しばよしむね)や。
信長暗殺を企てる信友(彦五郎)の考えを信長の耳に入れたことに激怒され、坂井大膳他信友の手の者達によって討たれる。
おのれ~~~!!!彦五郎!!!
ゲーム的にはこれまた・・・殺されても文句言えんわ。
まぁ官位だけご立派なお飾り武将みたいな感じだしそんなモンだろ。
続いて斯波義統の三男で、作中でも信長を頼って来た松田周さん演じる斯波義銀(しばよしかね)や。
結果的には彼を生かして逃がしてしまったことで、信長にとっては信友を討つ大義名分になってしまったね。
さよう!戦には名目が必要なのである!兵こそ動かさずとも、今の世の中もまぁ似たようなもんであろう。
人は義よりも名目で動くのじゃ!病鬼威(ヤンキー)だか何やら知らぬが、明らかにはた迷惑な輩がなんぞ騒いでおっても、通報とやらが無ければ見て見ぬふりをするし、あっても物が壊れただの何かしら罪状がなければ何もせぬのが現代の警察とやらであろう。
まぁね。
後に信長とは対立し追放されるようだ。
フン!お飾りはお飾りらしくやっておったらよいのだ!
ゲーム的には・・・まぁ使い道ないねこりゃ。
・結び
と言うワケで今回は以上です!いよいよ序盤最大の山場と言う感じでワイ、一週間が待ちきれません!!!
もはや衝突は必至となった道三、義龍親子!!!果たしてその行く末は!その時光秀は!!?
そして儂は!!?
・・・今回はここら辺で。
お読みいただきありがとうございました。
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