作中でも最強クラスの念能力者達も駆使するチート能力。能力の強奪、貸与の能力の数々!!!
出典:HUNTER×HUNTER第8巻表紙/冨樫義博
・念能力分類第8弾!
念能力分類のお時間だぜ・・・クックック・・・。
え?なにそのノリ。
沈まれ・・・沈まれ俺の右腕よ・・・
くっ・・・疼く・・・疼くぞ・・・古傷の奥に封印されし俺の・・・
・・・もうオマエの年ではしんどかろうて。
静かにつっこまないで。ワイも恥ずかしい。
で何?
いや、今回ハンター界を代表する中二病っぽいキャラ回やから。
そんなワケで念能力分類の第8弾だぜぇ、クックック・・・。
いやだから・・・。
さて今回は「念能力の強奪、貸与」とに関する念能力分類です。
強奪と貸与は別やけど、同時に使う使い手もおるのでまとめたぞ。
元々チートっぽい能力で、使い手も特質系、レアっぽい感じだったんやけど・・・
なんか増え過ぎてなんかもう有難味ないよな。
まあね・・・。これも一つの少年漫画インフレの悲しさだな。
とりあえず見て行きましょう。
・盗賊の極意《スキルハンター》
クックック・・・スキルハンター・・・。
もうええっちゅうねん。
幻影旅団長にしてエンペラー・オブ・中二病、クロロ=ルシルフルの念能力やな。
系統は特質系能力。本は具現化系能力やろう。
文字通り他人の念能力を盗み使う事が出来る。
同時に盗まれた相手は念能力が使えなくなる。
この手の能力の始祖のようなキャラで、なおかつ現在でも作中最強の使い手だろう。
ハッキリ言って何でもアリやね。
盗んだ能力次第でどうとでもパワーアップする潜在能力を秘めているからな。
ただし制約、発動条件とも重いぞ。
制約は本を片手で持たないといけないと言う事。
片手が制限された状態になるため、高い身体能力と戦闘技術を持つクロロだがそれなりに競った相手には分が悪くなる。
また、能力を盗んだ相手が死んだ場合能力が削除されるため、いざと言う時に狙いの念能力が使えないリスクがある。
ネオンの能力が継承戦編現在は使えなくなっていた。極力能力ロストの可能性を低くするため、対象を監禁しておくなどの管理が必須だろう。
うう・・・ネオンちゃん・・・。
発動条件はもっと複雑で
1、相手の念能力を実際に見る
2、相手に念について質問し相手がそれに答える
3、本の表紙の手形と相手の掌を合わせる
4、1~3を1時間以内に行う
実際の戦闘中にこれらの条件を満たす事は困難を極めるとゼノ爺ちゃんのお墨付きやね。
クロロ本人もそれを認めている・・・。
実際は相手を生きたまま捕えて、拷問するなりで能力を奪うようだな。
この能力を使って使用した能力は以下の通り、今回はスキルハンターの紹介メインなので、個別能力の分類はまたの機会に。
簡潔な説明にとどめる。
天使の自動書記《ラブリーゴーストライター》
元使用者:ネオン。自分自身を除いた未来予知の能力。
ノブナガを強制転送させた念能力
対象を離れたところに強制移動させる。
密室遊魚《インドアフィッシュ》
密室内で念魚を具現化し襲わせる能力。
不思議で便利な大風呂敷《ファンファンクロス》
元使用者:梟。風呂敷の中に相手を縮小させ捕えることが出来る。
・栞のテーマ《ダブルフェイス》
ヒソカ戦で見せたスキルハンターの応用能力やな。しおりを挟んだページの能力を固定する能力や。
元からチートなクロロの能力が、これにより指数関数的に凶悪になった。
これも特質系能力と思われる。栞は具現化系。栞がいくつ作れるかは不明だが多分一枚まで。
これにより
1、両手を空ける事で、サンアンドムーンなどの両手限定の能力が使えるようになる。
2、両手を空けて戦う事で格闘能力も向上。
3、栞で固定した能力と、更に開いたページの能力で同時に2つの能力が使用できる
と言う事が可能になった。
特に3は凶悪やねえ・・・。実質2人の能力者を相手するようなもんや。
何らかの制約が存在するのはクロロの発言より明らかだが、それは何かはハッキリしていない・・・。
効果を考えるとそれなりに重そうなもんやけどね。
これは管理人の想像であるとお断りしておくが、「栞を使用後一定時間で相手に能力が戻る」とかやないかな?
シャルナークの能力も一度栞で固定されているし。
ヒソカ戦後のシャルナークとの会話でこんなのがあるんやけど・・・
「ケータイどうする?アンテナ無いけど」『大丈夫、特に使う予定ないし』「そうか、じゃ船で渡すよ」
シャルナークはこの時点で連絡用の携帯を持ってるから、能力が使えないならこの(シャルナークの)携帯はまったく必要がない。
にもかかわらず、急ぎかどうかの確認のような連絡やんね?つまり・・・
「ケータイどうする?(能力発動条件の)アンテナ無いけど」『大丈夫特に(能力を)使う予定ないし』
・・・と言う感じの会話にとれんか?
確かにクロロの能力の解除条件はこれまで明らかになってないよね。
対象が死ぬって条件以外は・・・クロロの意思で自由に返す事は出来るのか・・・?
しかし、シャルに能力が戻ったかどうかってのも結局僅かな描写から妄想膨らましただけの当てずっぽうだけどな。
ぐぬぬ・・・だから想像や言うとろうが。描写がないから分かりようもない・・・。
ちなみにこの「ヒソカ戦」で栞のテーマと共に披露した能力の簡潔説明は以下の通り。
神の左手悪魔の右手《ギャラリーフェイク》
元使用者:コルトピ。片手で触れたものをもう片方の手にコピーする能力。要両手。
携帯する他人の運命《ブラックボイス》
元使用者:シャルナーク。アンテナを刺した相手を携帯で操作する能力。
番いの破壊者《サンアンドムーン》
元使用者:流星街長老。刻印した者を爆弾に変える能力。要両手。
人間の証明《オーダースタンプ》
人形を操作する能力。
転校生《コンバートハンズ》
右で自分の姿を触れた相手、左で触れた相手と自分の姿を入れ替える能力。右手の能力は栞が必要。
・謝債発行機《レンタルポッド》
キメラアント師団長レオル(ハギャ)の念能力やな。
系統は描写がないが恐らく特質系能力やろう。発行機が具現化系かな?
対象に恩を売り見返りで発動から1時間相手の能力を借りることが出来ると言う能力。
またこの能力が発動中、貸した相手は念の特殊能力が使えなくなる(基本能力は使用可能)。
まあ一口に言ってクロロの劣化版って感じやろうか?
1時間限定ってところがね・・・。
つっても戦闘ではそこまで普通時間かけない場合も多かろうからそこまで大きな制約でもないか。
相手が死んだ場合能力が使えなくなるのも同じ。
発動条件もクロロと似ていて・・・
1、相手の念能力を実際に見るか能力名を知る。
2、その後相手に恩を売り、貸しだと言って相手がそれに同意する。
3、発行された券を破った瞬間から能力が発動。
一部条件がちょっとだけクロロよりはゆるめって感じかな?
一度にたくさん能力が使えるなら強いと思うけど、その描写がなく出来るのかは不明だな。
でも出来るならやってそうなもんだし強すぎなので、多分一度に一能力だと思われるけどな。
ちなみにこの能力で使用した能力の簡潔説明は以下の通り。
衛星蜻蛉《サテライトンボ》
元使用者:フラッタ。複数のトンボを監視カメラのように駆使する能力。
TUBE《イナムラ》
元使用者:グラチャン。雨の日限定で大量の水を呼び寄せる能力。
渦波《トルネイヴ》
渦の力で相手の動きを封じ上空から銛で攻撃する彼の独自技。
・死体と遊ぶな子供達《リビングデッドドールズ》
元キメラアント兵隊長、イカルゴの念能力やな。系統は描写がないのだが、恐らく操作系の能力と思われる。
死体を操作する事が出来る能力で、操る死体の元の能力も使用することが出来る。
間接的に他者の能力を奪う能力と言えるね。考えようによっては最強クラスの能力って気も。
そう言う死体があればだね。しかし死体の損壊が激しい場合は操れないようだ。
死体を操るってよりは、まさに着ぐるみのように来て駆使する能力だな。
また彼のもう一つの能力、蚤弾《フリーダム》も死体を使わないと弾を育てられない。無しの場合ただの空気銃となる。
彼のベースとなる念能力だな。ちなみにこの能力で使用した能力の簡潔説明は以下の通り。
衛星蜻蛉《サテライトンボ》
元使用者:フラッタ。複数のトンボを監視カメラのように駆使する能力。
・メルエムの念能力
蟻の王、メルエムの念能力や。
ちょっと他とは趣が違うが、対象を「食らう」事で相手の念能力を得ることが出来る。
とは言え、実際に使用してみせたのは護衛軍のユピーの能力だけなので、念能力者なら誰でも良いかは不明やな。
更に微妙にオリジナル(ユピー)とは違うよね。
彼が見せたのはユピーのような変形能力だが・・・その後に放ったのは放出系攻撃だ。
ユピーにこれ(遠距離攻撃)が出来たならば、もっとシュート達とは早めにケリがついただろうからユピーは出来なかった能力と考えられるな。
って事は実はメルエムって実は放出系???
いや・・・他者の能力を得るのは特質系っぽいのだが・・・。
と言うかもうメルエムクラスなら何でもアリだろう。
・奪う人差し指の鎖《スチールチェーン》/人差し指の絶対時間《ステルスドルフィン》
クックック・・・スチールチェーン・・・。
もうそれはええっちゅうねん!
クラピカとクロロっていがみ合ってる割に似た者同士って感じよね。その中二病っぽさ。カリスマ性・・・。
そしてついに能力まで似て来た・・・。
とにかくノストラード組頭、ゴッド・オブ・中二病ことクラピカの最後の人差し指の能力だな。系統は具現化系能力と思われる
ただし絶対時間《エンペラータイム》と組み合わせる事で、大きく3段階の能力となるぞ。
1、まずスチールチェーンだね。注射器のような先のついた鎖を相手に刺す事で相手の念能力を一時的に預かる。
またオーラを一定時間吸い続ける事で絶状態にも出来る・・・。
強ぇな・・・対旅団限定でもないのにこれって・・・チェーンジェイルなんか霞んじまわない?
しかし絶状態まで持ってくには一定時間が必要なようだ。
対象限定とはいえ瞬時に絶状態のチェーンジェイルのまんま上位とは言えないかな。
単純に鎖による拘束効果もあるしな。チェーンジェイルは。
なるほど。また制約として一度能力を「預かった」場合、その能力を一度発動するか、後述のステルスドルフィンを使うまではこの能力が使えない・・・つまり連発は効かずタイマン限定。
強力かつ使いにくい能力と言えるかね。
2、こっから絶対時間が必要で、能力を「セット」し・・・解析する事で能力の詳細を知ることが出来る。
また自身の能力として一度だけ発動が可能。
ただし制約が超重くて能力を発動するまでは強制的に絶対時間が続く。
絶対時間は一秒間に一時間寿命が縮む。更に3時間の連続使用で9時間寝込む・・・。
カイトの制約と似てるが、命がかかって来る分重みが段違いやな。
しかもカイトはせいぜい狙いと違う武器でも使わないかん・・・って程度やが、この能力は対象の能力の発動条件を満たさねばならない。
うっかり発動条件の厳しい能力を「セット」してしまったら、能力を使えないまま単に自分が絶対時間の制約だけを食らい命を落とすハメに・・・。
3、人差し指の絶対時間《ステルスドルフィン》・・・絶対時間が必要で、他の人にスチールチェーンで得た能力を移すことが出来る。
これによってスチールチェーンは再び「空き」状態になるので、スチールチェーンだけなら再び使用できる。
ただしステルスドルフィン使用後も「セット」後の制約は続いたまま。つまり能力発動まで一秒間に一時間寿命が縮む。
とにかく能力を発動しないといけない。
刺客のビンセントの虚空拳《エアブロウ》と言う能力を彼は今スチールチェーンで吸っているが、セットはしていない。
この能力の条件がややこしいものだった場合詰むからな。
ちなみにこの能力で使用した能力の簡潔説明は以下の通り。
裏窓《リトルアイ》
元使用者:サイールド。小型の虫や小動物を操る能力。
虚空拳《エアブロウ》
元使用者:ビンセント。発動前に吸ったため詳細は不明。
ちなみに補足だが、この能力の副作用として非能力者に使用した場合、能力の強制力(念をぶつけるのと同じ効果)のために対象が念能力に目覚める。
これによりオイト妃が念能力に目覚めたが、彼女の能力は不明だ。
・星を継ぐもの《ベンジャミンバトン》
カキン王国第一王子、ベンジャミンの能力やな。能力名はダサいが、能力はパッと見チート・・・。
カキン王国軍軍学校を卒業し彼に忠誠を誓ったベンジャミンの私設兵に限り、能力を彼が継承出来ると言う能力やな。
メルエムの能力と似たような感じの能力と言えるやろうね。
いわゆる「死後の念」の一種でもあるよね。
部下が死ぬ事が能力の発動条件ってワケだ。死後の念ゆえのチートなのかもしれない。
もっとも、能力の充実は代わりに部下を失うと言う事なので、良いとこずくめとはいくまい。
部下が個別に能力を持ってくれた方が使い勝手は良いやろうからな。
結局継承しても使えるのはベンジャミン1人だからね。
またクロロやクラピカの能力のように、相手の物を奪うと言う特性があるワケでもない。
とは言え、実際に彼がどんな感じで能力を駆使するかはまだ描かれてないので、これからだな。
ちなみにこの能力で使用した能力の簡潔説明は以下の通り。
裏窓の鳥《シークレットウィンドウ》
元使用者:ムッセ。三種の念獣(鳥)を諜報用に操る能力。
・番外編…ジン
ここまでの念能力とは違うが彼も他人の念能力を「コピー」した一人だね。
もっとも、それは彼固有の能力でも何でもないジン曰く「ただの才能」・・・。
食らった技が打撃系の技なら大体真似できてしまうとの事・・・。
真似されるのがレオリオと言うな・・・。
しかも、あっという間に応用もこなしていて、念を飛ばして相手を探知したり、壁越しに攻撃したり・・・。
レオリオ本人よりも使いこなしてそうだよな。
少なくとも放出系の能力は並よりこなすってのが分かるね。
もっともこれは本人の能力でもないただの真似事・・・。
ジン本人の能力はどれほどのものなのか・・・はやく見せて欲しいものだよね。
・まとめ…念能力の強奪、貸与に関する念能力のについて
いかがだったでしょうか?さすがに盗んだり貸したりの個々の能力まで掘り下げるととんでもない長文になるので、盗む貸すそれ自体の能力にスポットを当てています。
個別の能力も、また別の機会で分類して考察したいところ。
とにかく、ワイの印象としてはこの手の能力使いは作中屈指の中二病って事やな。
約二名(クラピカ、クロロ)だけじゃねえか!!!
まあその二人のイメージが強烈なのかもしれないが・・・。
・・・今回はここら辺で。
お読みいただきありがとうございました。
※念能力関連
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