よく来たな。CJとホオズキ、ビワでお届けするずぇ。
※この記事はアニメ「ドラゴンクエスト・ダイの大冒険(2020年版)」のネタバレを含みます。また管理人は原作読者なので、極力そちらのバレは控えますがその視点になっていることを予めご了承ください。
ダイの大冒険アニメ第56話!遂に爆発してしまった「黒の核晶(コア)」凄まじい爆発は死の大地を破壊しつくし大魔宮(バーンパレス)の姿を明らかにする!一方のダイ達は・・・!?
・冒頭の雑談「ドラクエの父」
今回は冒頭もドラクエの話でドラクエ一色だ。元ネタご存知ない方は誠に申し訳ない。
ドラクエの「父」か・・・。なんか「母」のキャラに比べると割とインパクトがあるキャラが時々おるよな。
なんと言っても印象的なのは、ドラクエ3の「オルテガ」・・・ドラクエ5の「パパス」だろうね。
せやな・・・オルテガ・・・パンツ一丁の変態親父www
(出典:ドラクエ3/スクエニ)
笑うな!当時はファミコンでまだ専用のグラフィックを用意する容量が足りなかったんだよ!
それにしたってこりゃねぇやろ。主人公ってこのオルテガに面影がそっくりと言う設定だってあるんやで!
そりゃなぁ・・・まぁリメイク版で再登場した時はちゃんとしたグラフィックに描き直されてるから。
パパスの方はまぁちゃんとしたグラフィックだったろ!
ぬわーーっっ!!
それ言うな!すげぇ悲しいシーンなんだぞ!
そうやねんけど、ドラクエウォークやったら公式でネタにしてたで。「ぬわーーっっ!!」って書いた家具アイテムがあるのや!
出典:ドラクエウォーク/スクエニ
なんで敵のジャミと並べてんだよ!
まぁ、そう言うどこかシリアスの中に抜けてる雰囲気があるのもまたドラクエの魅力だと俺っちは思うずぇ。ずっとインパクトと共に脳裏に刻まれるワケだしな。
まぁ、他の作品に比べるとよく覚えてるのは確かや。
そうだね・・・それにやはり彼らは最期・・・。
そうだな・・・そして今回もまた「ドラクエの父」が・・・。
・巨大な「怪鳥」
黒の核晶の凄まじい爆発に、クロコダインの機転もあって無事難を逃れたポップ達!そして彼らが立っていた大魔宮(バーンパレス)を空から見たポップ!
それは城と言うよりまるで巨大な「怪鳥」とでも言うべき姿だった!
空飛ぶ城!ドラクエ本家にもあったな!天空城って。
マスタードラゴンの城だね。最もアレは敵地じゃないし、それに乗って移動すると言う場面もあったね。
そして爆発のあとの煙を見つけた一行はそこが魔宮の門に違いないと睨む。ダイやバランはそこにいるに違いない!ポップのルーラで魔宮の門まで移動し・・・魔宮の中を進む4人!
・・・そして、その先に見えたものは!!?
・バランの最期
やがて、ダイも目を覚ます、視界にはポップら、仲間たちが!ダイは無事だったのだ!
それは良かったで。
そして、自分や仲間が無事だと分かるとバランの姿を探すダイ。そんなダイに対し仲間たちは言葉をなくす。ダイの視界の先にあった姿は・・・変わり果てたバラン。
まるで石像のように、空中で時を止めたような父・バランの姿だった。
バラ~~~ン!!!!!
・・・正直、フラグは立ちまくってたからね。前々回のバランの一連のセリフとか。こうなるような気は、きっと視聴者も皆思っていただろう。しかし、ツラい・・・。
やがて空中で姿勢を保てなくなったバランは地上に落下する。その際に竜魔人の変身も解けた。バランはすべての力を使い果たしていた。
爆発の瞬間。彼はドルオーラの応用で爆発の規模を抑えたのだ。
本来なら死の大地は一片も残さず消し炭になっていたであろう、と言う大魔王バーンのセリフ。そしてポップ達の生き残りの理由がこれだったってワケだね。
ハドラーとの戦いで使った魔宮の門の入り口の部分には、黒の核晶による凄まじい爆発の跡があったが、バランの背に居たダイには大きな影響はなかったようだ。
そうだ、そしてそのためにすべての竜闘気を使い果たした・・・。バランは自身にも回復呪文を受け付けない程の深いダメージを負い、目も見えなくなっていた。
ダイと最期の会話をし、バランは息絶えた・・・。
バラン・・・バラ~~~ン!!!
・父の死をこえて!
しかし、息絶えたバランの体が光に包まれ、ダイの中にバランの意識が入り込んでくる。自分は死しても、魂は不滅であると。
そして戦えダイ、と。我々はこれからはいつも1つであると!
バラン・・・。
悲しいけど、ここは敵地も敵地、大魔王バーンの本拠地なのだ。
そう、ダイを思いやり一時撤退しようとするポップだったが、これはバランがくれたチャンスだと心を鬼にするクロコダイン、ヒュンケル・・・そしてあのマァムさえも!
ここで退いてはバランの死そのものが無駄になってしまう。やがて敵は体制を整え直してしまうだろう。そうなっては本当に勝ち目はなくなってしまうだろう。
ここまで来るのだって、バランの犠牲があったわけだからな。
何よりも、バランの意識に触れ戦うように促されたダイ本人が進むと言っている!そう言われてポップも最後の最後までダイの力になると誓ったのだった!
・大魔王
そんな一同の前にある者の声が響く!その声の主は死神キルバーンだった。傍らには魔影参謀ミストバーンの姿も・・・。
そして、その2人に続いて現れたのは他でもない・・・大魔王バーン!!!
出たな~~~っ!諸悪の根源やっ!!!
バーンの想定では黒の核晶の爆発ですべては終わっていたはずであった。彼にとってもダイ達の生き残りは予想外・・・。
その健闘を称え、彼自らダイ達をねぎらいに現れたと言うのである。
余裕たっぷりだな・・・
悔しいけどやっぱ貫禄があるで!!!
ヨボヨボの爺さんが出て来たとおチャラけてみせるポップだったが、却って場の空気は凍り付いてしまう。クロコダインとヒュンケルがかつてハドラーがバーンを間近に見た時と同じような顔をしていると言うのはキルバーン。
見た目枯れた老人なのに、その威圧感は本物である。かつて近くでバーンを見ていたクロコダインとヒュンケルだからこそ、その威圧感を強く感じていた。
いかにもゴツイヤツよりも、見た目弱そうなのに妙な貫禄があるヤツの方が底が知れなくて不気味で怖いってのは、色んな作品のボスに共通する要素だね。
そしてバーンはこうも提案する。皆に褒美を与えようと。その褒美とは、傍らに控える2人の強者。ミストバーンとキルバーンには手は出させない。彼一人で相手をしようと言うのだ。
な、舐めプやんけ!!!
それで勝てる絶対の自信があるんだな・・・。
とうとう相まみえた大魔王と勇者!父の死を越えて、その戦いの火蓋が切って落とされる!以下次回だずぇ!!!
・キャスト全般感想
今回は特に新しいキャストはなしだずぇ!
※発表済みキャスト
ダイ…種﨑敦美さん
ポップ…豊永利行さん
マァム…小松未可子さん
レオナ姫…早見沙織さん
アバン…櫻井孝宏さん
ヒュンケル…梶裕貴さん
ハドラー…関智一さん
クロコダイン…前野智昭さん
バラン…速水奨さん
ミストバーン…子安武人さん
ザボエラ…岩田光央さん
キルバーン&ピロロ…吉野裕行さん
ヒム…三木眞一郎さん
アルビナス…田村ゆかりさん
シグマ…小林親弘さん
ブロック…川島得愛さん
チウ…堀江瞬さん
メルル…小原好美さん
大魔王バーン…土師孝也さん
・今回の呪文、必殺技、アイテム
この項目はその話に出て来た呪文、必殺技、アイテムをアレコレ語るコーナーだずぇ。
ルーラ
移動系の呪文だ。行ったことがある場所に瞬間移動する。今回はポップがその応用で空中に浮かぶバーンパレスの魔宮の門に仲間を連れて移動した。
目に見える場所はルーラ出来るんだね。
以前バランとの戦いでダイがドルオーラをかわしたり、ハドラーとの戦いの時にポップがダイを救ったのと同じ手やな。ダイ大世界やと地味にすげぇ実用的な呪文や。
ベホイミ
回復呪文だ。バランの回復のためにダイはマァムにこの呪文を懇願したが・・・。
回復呪文はある程度生命力の残っている肉体にしか効果がないと言うダイ大独自の設定や・・・。
設定こそ明言されないけど、RPGとかではよく見られるよね。回復呪文を受け付けない!と言うのは。
ドルオーラ
竜の騎士の秘奥義と言える究極呪文の1つ。その正体は竜闘気を極限まで圧縮して魔法力で大砲のように撃ち出す呪文だ。この応用でバランは黒の核晶の爆発の規模を抑えた。
それでダイの居たバランの後方を含めた範囲は、爆発の威力が弱かったんだね。爆発を抑えるのが無理だからせめて方向を一部そらせた・・・と言うところだろうか?
でも、そのためにバランは力を使い果たした・・・もちろん自分を守るだけの竜闘気もこの瞬間に込めたやろうから、自身を防御するゆとりはなかったのや・・・。
大魔宮(バーンパレス)
アイテムとは少し違うんだが一応。今回大魔宮とは金属と鉱石の中間のような不思議な物質で出来ている・・・と言う説明がクロコダインからあった。
いずれにせよ黒の核晶の爆発にも耐えるんだから相当頑丈な物質のはずだね。
同様に、バーンの魔力を受けて空中に浮かび上がる性質もあるようだ。恐らくは魔界の物質なのだろうが・・・。
「浮遊石」みたいな?ファンタジー作品ではよくあるやつ。
・好きなセリフ
アニメだとカットが多いため、原作準拠で書いてますずぇ。アニメのセリフとは一部異なるけどよろしくだずぇ!
…泣くな…ダイ
私は真の竜の騎士ではない………力も…魔力もあったが…心が無かった…
おまえにはそれがある
(バラン)
バランのセリフだ・・・ダイを真の竜の騎士と認めすべてを託すセリフと言えるだろう。
最後の最後で、バランにも人の心が芽生えたのや!バラ~~~ン!!!
……ちっ…ちがうよっ…じいちゃんはじいちゃんだっ…
……おれの…父さん…とはちがうっ…!!
(ダイ)
ブラスは自分よりも人間らしい心を持っていた。オマエにとってその人が父だと言うバランに対するダイのセリフ。
まだ父さんと強く言えないのや・・・そんな場合やないでダイ!
強く……強く…生………き……ろ…………
(バラン)
父さあああぁぁんっ!!!
(ダイ)
バラン、最期のセリフ、そしてそれを受けてのダイのセリフだ・・・。
バランっ!ダイ~~~っ!!!
クロコダインにも促され、最期にやっと大きな声で父さんと呼べたね・・・。しかし、それはあまりにも悲しい・・・。
……泣くなダイ!
肉体は滅んでも私の魂は死なない…!!
おまえのこれからの戦い…私も共に歩もう…!!
我々はもう離れることはない……つねにひとつだ!!
(バラン)
その生涯を終えたバランの不思議な力で、バランの意識がダイの中に流れ込む。その時のバランのセリフだ!
ダイにとって頼もしい言葉だね。このおかげでダイは敵地で自分を見失わずに済んだ!
……ポップ 親を失うというのは身を切られるほどの苦しみだ…
そのくらいは…オレにもわかる…
だが 今はバランの死という事実ではなくその意味を考えろ
バランはダイとオレたちに道を開くために死んだんだ…!!
(ヒュンケル)
ダイの気持ちを考え一時撤退を推奨するポップに対するヒュンケルのセリフだ。
冷酷なようで、重みがあるよね。なんせヒュンケルは・・・。
ヤツもまた目の前で育ての親を失いアバン先生や人間を憎み続けた過去があるからな。この中で一番今のダイに気持ちが近いに違いないで。
父さんは……ここにいる!
そしておれに言ったんだ 泣いてないで戦えって
…だからやるだけやらなきゃ!またどやされちゃうよ!
(ダイ)
ダイ、復活のセリフだ。自分の心の中にバランはいる!一番つらいのはきっとダイのはずなんだが・・・。
当のダイにこう言われちゃ、ポップも泣いてる場合じゃないよな!
……では…
相手をしよう…!
(大魔王バーン)
そして遂に一行の前に現れた最大の敵、大魔王バーン!
言葉数は少ないのに妙に凄みのあるセリフやで!とうとう戦うんやな!バーンと!
・結び
以上!このブログの大魔王と言っても過言ではない俺っち様と、ゆかいなしもべ共がお届けするダイ大感想でした~!
ここ数話は感想書いててツライものがあったで・・・。バランの死はだいぶ前からフラグ立ってたけどやはりその時はキツイ・・・。
ちなみに今回のアイキャッチ画像は、ダイにラリホーマをかけ「相変わらず寝かしつけるのが下手だな」と心でボヤく時のバランを管理人の拙い画力で模写したものや。
描いててまた思い出してしんみりなってた。
その父の死も、大魔王バーンと言う大きな敵を前にした1つの山場に過ぎない・・・本番はあくまでもこれからなんだ!!!
・・・今回はここら辺で。
お読みいただきありがとうございました。
※過去のダイの大冒険記事
ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~2020アニメ第55話「黒の核晶」感想
ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~2020アニメ第54話「ハドラー対バラン」感想
ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~2020アニメ第53話「ハドラーの挑戦」感想
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