フハハハハハ!面を上げよ!!!!!
※ドラマのネタバレを含みますのでご注意ください。
※管理人はさほど歴史通ではありません。また芸能にも極めて疎い人間です。それぞれにわか興味で語ってるのでご了承ください。
※一部人物名はドラマ内で複数の呼び方がありますが、広く世間に知られている方で記載するものとします。(例:十兵衛⇒光秀)
麒麟がくる第42話!松永久秀に続き、信長に背を向ける武将荒木村重!そして信長への不信感は、徳川家康にも・・・光秀は変わっていく主君に何を思うのか?
徳川家康
(出典:信長の野望・創造/コーエーテクモゲーム)
・前置き
フォッフォッフォ~!!!出番じゃ~~~い!!!
よっしゃあ!!!いっちょやったるずぇ!!!
ええい!オヌシらがデカい顔するな!えっと・・・オヌシら・・・なんじゃったっけ?
フッ・・・オマエさんからもらったあだ名は、戦国随一のイケメン真田幸村よ!
ワシは・・・独眼竜政宗じゃあ!!!
嘘をこけ!思い出したぞ!爺に弥助じゃおのれらは!
(※ノブナーガは共演者に戦国あだ名をつけます。アケビ=平手政秀〔爺〕、CJ=弥助)
それに真田幸村と言うのは創作では池面(イケメン)と言うことになっとるが、実物は歯抜けで白髪の冴えない老人だったと言うぞ!
そりゃ晩年は誰だってそうだろうずぇ?そこまで苦労もして来たんだからな。
とにかく、オヌシらは政秀の爺に弥助よ!何となくあまりこの誇御名亜(コーナー)では見かけぬ気がするが・・・。
いや、見かけないもなにも初出演なのだずぇ。この大河感想シリーズの出演は俺っちも爺さんもな。
こんだけやって来ておいてのぅ・・・。他の記事でノブナーガとの共演自体はあったような気がするが。
まぁ、なんやかんやこの誇御名亜(コーナー)は半分近くは儂とキンカ(ビワ)、あと猿(ホオズキ)でやって来たからのぅ・・・途中からであるわ。ゴチャゴチャ出だしたのは!
まぁ、最終回も近いからな、1回くらい出てやろうってワケよ!
その通りじゃ!ありがたく思え!フォッフォッフォ!!!
やかましい!大きな世話であるわ!!!
・物語感想
今回の感想を一言で述べるとするならば「光秀、方々にフラグを立てまくる」だずぇ。
富羅愚(フラグ)とな?なんだそれは!
何じゃオヌシそんなことも知らんのか、物が腐ると言う意味で・・・。
それは腐乱だ!そうじゃなくてフラグ!大本の意味は「旗」って意味だけど、ここでの意味は違う。元々はゲームなんかである行動をした時なんかに、内部処理的に切り替えるスイッチみてぇなもので・・・。
なんじゃ!そのフラグかい!ワシは元々レトロゲーム担当なので、ゲームの話なら分かるぞ。RPGやシミュレーション、アドベンチャーゲームなんかに多い処理じゃて。
例えば誰かに話しかけることが条件で、別の誰かのセリフが変化したりする、それで先に進めるようになったりの。この条件を満たすことを「フラグを立てる」と言うのじゃ!
そこから転じて結構一般的な単語になってるずぇ。「死亡フラグ」なんて言ったりするだるォ?つまりドラマとかの場合は先を匂わせる伏線って意味さね。
ぬうぅ・・・!ワ、儂のその死亡富羅愚(フラグ)とやらが立っとると言うか!
いや、死亡フラグも何もオヌシが本能寺の変で死ぬことは確定しとるし、残り話数もないからの。
俺っちが言ってるのは、「黒幕フラグ」だよ。光秀の動機となる直接の原因のフラグと言っても良い。ここに来て色んな人物がもう怪しいのなんのって。
ふむ・・・何となく「天皇黒幕説」に行く雰囲気じゃったが、この大河ドラマでは原因が1つではないかもしれんな。
おのれ~!富羅愚(フラグ)もへったくれもあるか~い!!!
・荒木村重
この大河では出て来ねぇのかなって思ってたけど、荒木村重が登場したな。
フム、松永久秀と同じく光秀に先駆けて信長を裏切った武将じゃのぅ。
おのれ~!腐悪幽(ファ●クユー)!!!
村重は優秀な武将で信長も最初は説得を試みるが、聞き入れず抗戦する。最終的には破れ、怒った信長に家族を殺されても逃げて生き延びる。
フン!当然の報いじゃ!
理由は色々言われとるが、長くなるのでやめよう。このドラマではあくまでも毛利、そしてその裏にいる足利義昭に付いたと言うのが、謀反の理由じゃ。
いくさの裏には足利義昭が居ると思った光秀は、彼に会いに行くことにする。
・足利義昭
文通をしていたと言う家臣のつてを頼り、足利義昭に会う光秀。
しかし、いくらドラマでもこりゃちと苦しいんじゃないかのぅ?毛利は思い切り敵方じゃぞ?
だよねぇ・・・一応光秀が各方面に送った書状の中に、義昭をうかがわせる記述があるにはあるらしいんだが、毛利のところに居る義昭に直接会って話したってのは聞かねぇなぁ・・・。
見つけたら儂なら首を刎ねる!!!
とにかく、久しぶりに足利義昭と会う光秀。義昭は鯛釣りに興じていて、将軍の威厳はもうどこにもなかった。
一応、今でも将軍は将軍じゃったっけ?光秀は義昭に京へ戻るよう説得するも、信長のいる京へは戻らぬ、オヌシ1人の京なら戻っても良い・・・と。
これがフラグっぽいのその1「足利義昭黒幕説」だ!
光秀はいくさの連鎖を終わらせるためにはまだまだ義昭の力が必要だと考えておる。しかしそのためには信長が邪魔・・・ってワケじゃな!
おのれ~!!!
・有岡城の戦い
その後、秀吉と揉めたりもしつつ、荒木村重の説得を続ける光秀だったが、その甲斐もなく結局村重のいる有岡城への力攻めとなった。
「有岡城の戦い」と呼ばれる戦いなのだずぇ。戦いは約一年にも及ぶ持久戦となった。
いくさじゃ~!出陣ん~~~!!!
(無視)村重の態度は、光秀の心にも影を落としたかもしれんのぅ・・・。
また、荒木村重の子、村次に嫁いでいた岸が離縁され、光秀の元に返された・・・父の力が及ばなかったと娘を案じる光秀・・・。
命があっただけよしとすべきかのぅ。
あと評定の場で、対本願寺の対応のぬるさで、担当していた佐久間信盛を信長が叱責する場面もあった。この後、佐久間信盛は高野山へ追放されることになる。
この信盛の追放は「明日は我が身」と明智軍記ってのにも記されてるらしく、光秀の本能寺の変の動機の1つとも言われる。
ええい~!アメと鞭!いや鞭と鞭じゃ~い!
フラグっぽいものその2「荒木村重、佐久間信盛への苛烈な仕置き」ってところかな?
・戦場の密談
そんな光秀の元に現れた者、それは菊丸だった。
なんじゃい!前の話で今生の別れではなかったのか!!!
意外と早い再会じゃったのぅ・・・。
その用は、もちろん家康の使いである。船の上で光秀と会い話す家康。
おのれ~!儂のおらんとこでこそこそ話をしおって~!!!
三条西実澄と親交があった家康が彼の助言で光秀に相談した内容・・・それは嫡男・信康と妻・瀬名(築山殿)を処断せよと言う信長の命令であった。
2人が敵の武田と内通し、三河を乗っ取ろうとしていると言うのである!
ひ、酷いぞい!!!
わ、儂は悪くない!こそこそ敵と通じておるヤツが悪いのじゃ!
まぁ、この件もまた深堀りすると色んな説があってややこしいのでここでは割愛。このドラマではこの件から信長に対する不信感を見せる家康!
鷹狩りの際に隙あらば信長を殺せと言う家臣も居たとか・・・その意味が分かるか?と。信長は味方を遠ざけておる、誰に殺されてもおかしくないと言うワケじゃな。
フラグっぽいものその3「徳川家康の信長への不信感」ってところかね?
徳川殿~!儂らはマブダチであろうが~!!!
・信長豹変!
その後、信長に謁見する光秀。切支丹と会い彼らの話を聞いて上機嫌の信長。しかし、家康の件を皮切りに、帝と光秀が会っていた件を聞きつけ、光秀に問いただす信長。
最初は切支丹との朗らかな会話で機嫌よくしていた信長だったのに、見る見るうちに表情が険しくなる!!!
光秀が、帝との話の内容を話さなかったからじゃな。信長のことも話題に上っておったが・・・三条西実澄の言いつけでそこでの話は口外無用。それを律儀に光秀が守るものじゃから・・・。
いや、でもこれ、マジでウザくね!?儂のォ~、悪口言ってるに決まってるしィ~!!!
(※ノブナーガは転生を繰り返し女子高生だったことがあり、たまにその口調になります。)
いや、しかしじゃあ話します!とはならんじゃろうて・・・。帝の立場が悪くなるのは分かり切っておるのに・・・。
帝がナンボのモンじゃ~!儂は主君であるぞ~!!!
そして、遂にブチ切れた信長は光秀を扇子で殴りつける!!!
まさに、ワシらのイメージするこれまでの光秀像って感じじゃのぅ。
基本ぶたれてるイメージだもんな。
フン!当然である!月に代わっておしおきよ!!!
(無視)これがまぁフラグその4「信長への怨恨」のその始まりって感じか。次回予告でも足蹴にされてるっぽいシーンがあったからな。
これまで、この大河ドラマでは一貫して光秀を信頼し決して光秀には感情をむき出しにしなかった信長が、遂に光秀に手を上げた!
本能寺の変待ったなしって感じじゃのぅ!以下次回!!!
ど~せ儂はワルモノであろう!フンだ!!!
・キャスト感想
今回目を引いたのはもちろん儂・・・
今回はもう出て来ないかと思ってたけど荒木村重が登場したな。演者は松角洋平さん。
管理人的には荒木村重は「軍師官兵衛」の田中哲司さんの印象が強いかのぅ。
だな。今回の松角さんは印象に残る程出番がなかったのが残念なところだずぇ。
フン!荒木村重などどうでも良いわ!裏切り者め!!!
ここまでの主なキャストは以下の通りだずぇ。
(※以下敬称略)
明智光秀…長谷川博己
織田信長…染谷将太
帰蝶…川口春奈
望月東庵…堺正章
駒…門脇麦
菊丸…岡村隆史
牧…石川さゆり
たま…芦田愛菜
岸…天野菜月
稲葉一鉄…村田雄浩
藤田伝吾…徳重聡
明智秀満…間宮祥太朗
斎藤利三…須賀貴匡
土田御前…壇れい
織田信忠…井上瑞稀
羽柴秀吉…佐々木蔵之介
なか…銀粉蝶
徳川家康…風間俊介
細川幽斎…眞島秀和
細川忠興…望月歩
筒井順慶…駿河太郎
源応尼…真野響子
柴田勝家…安藤政信
前田利家…入江甚儀
佐々成政…菅裕輔
足利義昭…滝藤賢一
摂津晴門…片岡鶴太
近衛前久…本郷奏多
二条晴良…小藪千豊
正親町天皇…坂東玉三郎
三条西実澄…石橋蓮司
誠仁親王…加藤清史郎
覚恕…春風亭小朝
今井宗久…陣内孝則
伊呂波太夫…尾野真千子
(※今週よりout…なし)
・戦国アイテムアレコレ
今回着目したのは「釣竿」だずぇ!
フム、足利義昭将軍が釣りをやっておったのぅ。
フン!儂だって若い頃は釣りをやっておったわ!!!
でも今の釣り竿とは当然大分勝手が違いそうだな。
現在糸として使う天狗も、糸を巻くメールもなかったじゃろうしのぅ。
テグスと、リールな!現在でも稀に使われる「延べ竿」ってのに近かったのかもしんねぇ。
フン!しかし釣りの歴史は古いぞ!それこそ石器など使っとった時代に、骨製の釣り針などが出土しておるからな!
だよねぇ・・・一体どんな釣りだったんだろうな?当然竿とかだって今みてぇに作れねぇだろうし木の枝とか使ってたのか?
あと、古い時代の釣りと言えば中国の昔の有名人のなんじゃっけのぅ?おったじゃろ、釣りが得意な・・・。
「太公望」だな。古代中国の軍師様だ。日本で漫画やアニメにもなった封神演義の主人公でもお馴染みのやつな。釣りが好きだってんで、現在でも釣り師のことを太公望って言ったりするらしい。
管理人が見た方のアニメは散々な出来じゃったがのぅ。封神演義は・・・。
もう一つ着目したのは「船」だずぇ!
家康との密談に使われたのぅ。
フン!かようなチャチな船では無くてどうせならもっとちゃんとした船を紹介せぬか!
日本では古代から「丸木舟」が見つかってるそうだ。島国日本だから、船とは欠かせない存在だったんだろうな。
飛鳥時代には遣隋使と言うて、海を渡ったのじゃからのぅ。
戦国の世にも欠かせなかったのである!例えば「九鬼(くき)水軍」の安宅(あたけ)船とかの!
後に鉄で武装してた「鉄甲船」とかになってったって船だな。確かにドラマ中でも毛利水軍との戦いがチラッと話題になってたから、見たかった気がするがね。
そりゃ、金がかかって仕方なかろう。
そもそも光秀そんな関係ないしな。
おのれ~!じゃが船を操る水軍は戦国を彩ったのは確かであるぞ!我が織田に仕えた九鬼水軍、そして敵として戦った毛利水軍もそうであるわ!!!
まあ日本は近世でも海軍とか強いイメージあるよな。やはり日本と船の関りは海よりも深いってなもんだるォ!
・おまけ(武将ステータス)
登場した武将のゲームの信長の野望でのステータスを一部紹介しようと思うずぇ!ちなみに最新のヤツでなくてちょっと前の「創造」ってヤツだ。俺っちはこれと「天道」ってのしか持ってねぇ。
ちなみにステータスは統率、武勇、知略、政治・・・とある。大雑把に言えば統率が一番総合的な強さで、武勇は攻撃力的な数字。知略は計略とかの成功しやすさ。政治は街作りとかの有能さみたいなんだずぇ。まあイメージの参考にでも。
まずはこの人、金子ノブアキさん演じる佐久間信盛だずぇ!もうとっくに紹介したつもりになっていたのが忘れてたんだずぇ!
管理人のやることよのぅ・・・。
最後方の足止め役の危険な部隊「殿(しんがり)」を得意としたことから「退(の)き佐久間」とも呼ばれた。
信長が弟、信行との家督相続で家中が割れた時よりも前から信長に仕えた超重臣と言っても良い。柴田勝家とかより前からだからな。
まさに腹心の部下と言うやつじゃのぅ。
しかし、一乗谷の戦いの辺りから信長と意見が対立することもあり、今回少し描かれたが本願寺との戦いの不始末を理由に追放されてしまう。
酷いぞい!そんな忠臣を!
フン!働きが悪いものは致し方なかろう!儂は実力主義なのじゃ!!!
まぁ、この一件は信長の恐怖政治の象徴のようで、光秀の心に焦りを生んだとも言われる。
ゲーム的にはそこそこって感じじゃのぅ・・・。使えなくはないが低めにまとまっとると言うか。
フン!儂の臣下としてはザコも良いところよ!
続いて本編には未登場だが、光秀の娘・岸が嫁いだ先の荒木村重の息子、荒木村次だ!オヤジの荒木村重の方は28話感想で紹介済みだ。
大河ドラマ「麒麟がくる」28話「新しい幕府」感想 - げんこつやま/庶民グルメからオタク記事まで、マスコット達がワイワイやるブログ
フン!反逆人の息子なぞ紹介せずともよい!
まぁ、荒木村重の息子って以外ぶっちゃけそんな語ることもないけどな。オヤジと共に信長軍と戦うも戦いに敗れ城を追われ毛利家を頼って逃亡。
その後、秀吉の代になって許され、柴田勝家対秀吉の戦いである賤ヶ岳の戦いに参戦するもそこで負傷してからは戦場に出ることもなく、家康の時代まで生き延びたそうな。
意外としぶとかったんじゃのぅ。ゲーム的にも見るべきものはない雑魚ステータスじゃのぅ。
続いてこちらも本編には登場してないが、今回の有岡城の戦いで活躍していたであろう武将・高山右近だ!「軍師官兵衛」では生田斗真さんが演じられたぞ!
フン!そう言えば覚えがあるかの。
最初荒木村重についてたんだけど、信長に降ってそれ以降は信長方として活躍する。荒木村重としては彼の離脱は痛手となった。
フン!話の分かるヤツは嫌いではない!
まぁそれだけじゃと、なんだかパッとしない印象の男なのじゃがこの武将がキャラが立っておるのは、やはりきりたんぽ大名じゃからのぅ。
キリシタン大名な?そしてその信仰ゆえに信長に降って以降は何かと苦労していくことになる。秀吉や家康がキリシタンを排除する方に傾いてったのはご存知の通りだな?
ちなみに、信長の後仕えた秀吉の信任そのものは熱くて「播磨国明石郡」に領地を持ったこともある。
明石!管理人の住まいではないか!
その後伴天連追放令の影響で、前田家に仕えたりした時期もあるようだが、最終的には国外追放となって海外で生涯を終えたそうだ・・・何ともキリシタン大名の話は切ないね!
儂は悪くないじゃろ?切支丹は手厚くしたやったぞ!文句は猿と徳川殿に言え!ヌハハハハ!
ゲーム的には政治の値がやや高めって感じかのぅ?
・結び
と言うワケで今回は以上だずぇ!
名残惜しいがワシらのこのシリーズでの出番は今回が最初で最後じゃのぅ・・・。なぜもっと早う呼んでくれなんだ。
フン!別に誰でも良いからの!この儂以外は!!!
・・・今回はここら辺で。
お読みいただきありがとうございました。
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